今年に入ってから仕事がシーズンに突入し
セッションにもなかなか行けなくなった。
 
先週の日曜日はそれでも実家の用があったので
名古屋に出かけ、ご飯食べる時間もなかったので
出がけにお客さんからもらったりんごを一つ丸かじりして
セッションに駆け付けた。
 
人数がいつもより少なかったけど、
初めて来られたというギターの方が隣に。
 
年末年始にかけて、レパートリーを増やす必要を感じ
とにかく楽譜だけ頑張って作っていった。
 
セッションの時は、いつもイッパイイッパイなので
基本的に人とおしゃべりする余裕はない。
ひたすら楽譜と歌詞カードを交互ににらみつけてるワタシ。
 
するとそこへいつものギターさんが
「次は何歌うの?」と。
 
その日はお初パレードだったので
セッションホストさんに楽譜丸投げして選んでもらってた。
 
「何にします?」とギターさんにその楽譜帳をパス。
 
選んでもらった2曲を何とか歌い、席に着く。
 
しばらくしてインストやってたそのギターさんから
「歌は? 入んないの?」と
声を掛けていただいた。
 
急いでテケトーに選んだ新レパ楽譜を引っぺがして前へ出た。
 
ただそれだけのことなんだけど、
この一言がどれだけ嬉しかったか
きっと誰も気が付いてない。
 
「歌ってもいいんだ。この声、嫌じゃないんだ」
 
自分の声へのコンプレックスで歌を始めた私に
初めてのリクエスト(か?)
 
今までもオーディエンス側からサービスで
声を掛けてもらったことは何度もあるけれど
セッションする仲間内から言われたのはこれが初めて。
 
もう泣きそうに嬉しかった。
天にも昇る心地で歌ったわ。
 
だから何をどう歌ったか
まったく覚えてないわ(オイ!)
 
彼が何を思ってそう言ってくれたのか真意は解らない。
 
久しぶりに顔を出したからサービスだったのかもしれないし
新しいギターさんが来てたから、存在主張だったのかもしれない。
 
でもいいもん。
私は自分に都合のいいように解釈する。
 
 
私は歌ってもいい! 
 …のかも知れない。
    勘違ってたらゴメンナサイ…
 
さあ、彼からもらった新レパリクエスト曲
仕事の合間に頑張って歌えるようにしようっと
 
 
 
 
しかし…歳イッテるだけで初心者なんだけど私。
わかって言ってるんだろうかねえ…。
 
でもチャレンジは楽しい(^^♪