このところずっと入院ネタばかりである。

さすがに自分でもちと飽きてきたので
ちょっと目先を変えて…



私は食器マニアだ。
ただし所有は最小限にとどめる主義
またの名をビンボーとも言う。

景徳鎮といえば、チャイニーズチャイナのキングオブキングス。
「蝉の羽根のように薄く軽い」と呼ばれた食器たち。

そう、高級食器とは

薄く、軽い

はずなのである。

少なくとも私は幼少の頃よりそう教えられていた!

ナゼ!?( ̄ー ̄;)
それはつまり、母も、その父も食器マニアだったから!!!

話をもどそう。
そう、高級な食器は薄くて軽い。

だがしかし!
ヨーロッパ人が作ったものは
どうやら
ゴツくて重い
でもOK!(・∀・)


らしいのだ。

それではここで、ウレシ恥ずかし体重測定を試みる。

1番! 日本陶器會社 現ノリタケカンパニーヤジロベエマーク君

製造年とか興味ある人は
ココでバックマークをチェーック!→http://japan-porcelain.com/backstamps.htm
この子はどう若く見積もっても私より20歳以上は年上だ!



はい、70g

2番! 同じく、ノリタケハンドペインテッド森村組 君
この子も私より20歳以上パイセン!

これも70g

3番! 日本製陶所 現鳴海製陶株式会社君
くどいけど、この子も70歳以上確定!



なんとまたしても70g


うーん、薄くて軽い戦前の日本製ポーセリン。
その弾いた音色も、澄んでよく響く音がする。

続いてその他、現在のカップたち。
一番上の写真の真ん中の列
上から順に
現在のノリタケ 120g、三郷陶器 120g、
ロイヤルアルバート(英国製)120g
右側の列上から
ウエッジウッド(英国製)140g、
ロイヤルアルバート 120g

なんと! まあ多少大きさも違うことながら
この違いはどうだい!

ウエッジウッドなんて、モロ倍だよ、倍!

土鍋のような重さだな!

この違いは何だろう。もちろんすべてボーンチャイナなので
どれも金属的な美しい音がする。

流行り廃りなんだろうか。
食洗機と関係あるんかしら。

ちなみにヨーロッパ製でも、
薄くて華奢なデザインを採用しているメーカーも
あることはある。

実はのどから手が5本は飛び出すぐらい欲しい。
もう悶えて頭がひっくり返るぐらいかわいーデザインなのだ。

かじったらパリンと割れてしまいそうなカップ。

その儚げな佇まいが
自分にないものだから憧れるんだよねー。





なんでこんなことやってるかっていうと

コーヒー飲みたいんだよ。


でも、身体がまだ拒否るんだよ。

飲めないんだよ!

だからだよっ!!!  ぎいいいっ!


あーもう、カップ片付けよう…