手術直後から退院するちょっと前まで、
私のお腹には穴があけられて、
ドレーンがお腹の中を一周していたらしい。

何か四角いパックが右わき腹にひっついてたのは気が付いてたけど
それがどこにどうなってたのかは手術して1、2日分らなかった。

当然トイレにもいかなくてよい処置がされていたのだが
今は、手術後出来るだけ早く身体を動かすように指導する。
それは術後、腸などが癒着することを防ぐためだ。

30年前の帝王切開の時とは大きな違いだ。
あの時は絶対安静でほとんどベッドに縛り付けられてたようなものだった。
そして、見事にあちこち癒着してしまったのか
3年間は、何かある度に息も出来ないぐらいの痛みでのたうちまわった。

その時の癒着が残っている可能性があるために
内視鏡ではなく開腹手術にまでなったのだ。くっそー。

その記憶があるので、動けと言われればベッドの上でも
必死になってゴロゴロ寝返り打っていた。

だがそのときに事故が…


右わき腹に突然激痛が走ったのだ…

翌日の回診で医師に説明を求めた時に
お腹に穴が開いてること、ドレーンチューブが
腹水がたまることを防ぐためにお腹を一周していることを初めて知った。

医師が言うには、そのチューブの先がどこかにぶつかったのだろうと…。

いや、そういう情報、最初にちょうだいっ!

そしたらそれなりの寝返れりにするじゃん!

黙って人の腹に穴、貫通させんなってば!



もうもうもう! その痛みが未だに完治しない。

ひーん!!!