やー いいねえ。
やっぱり炉でなくても
こうやって炭熾して湯を沸かして
お抹茶いただけるのはありがたい。

時間が掛かるけど
インスタントじゃないから
いろいろ待ってるその間に
心が鎮まるんだね。

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風炉の向こうは
風炉先屏風代わりの
古地図。

日本なんだけど日本じゃない。
細かい地名見てるとおもしろい。
そんでほっかいどーがない!
ほんとおもしろい。


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そんで、この子は風炉といっしょに
我が家にやってきた蓋置。

蟹さんの入った篭だよ。
焼き物ですごく細かい。

これも以前伯父さんの家からパクッてきたヤツ。

なんちゃらいう作家さんの作で
供箱と右近染めの布がついてたけど
邪魔くさいので捨てちった。

人に売るつもりないから
中味があればそんでいいしー。

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いやあしかし、ほんと細かい。
見てて飽きないよー。


ところで風炉でわいたお湯って何か味がする。

もったいないから全部
湯杓ですくってポットで保存してる。

できたらずっと風炉で湯を沸かしときたいけど
それはやっぱゼイタク。

そしてずっと換気してるから
地味にさぶいのである。

ああ落ち着く。
もちっと仕事しよ。