クリスタルガイザーの件が一件落着したと
バイト先の店長に報告した。

「で、結局どうだったの?」

このひと言で分かるよね。

つまり通達は私たち下々の民草のみで
納品先には
「申し訳ありませんでした」とか
「情報の訂正について」とかのアナウンスはなされていないってことだ。

私はことの顛末を伝えた。

そして、現場で私が伝えた1秒後に
ポップを外した店長と

一週間経ってもこの体たらくなウチの

温度差にガクゼンとした。


店長のとった行動こそ 当事者意識ってものだ。

だって、外部から指摘される時、これは
「表示間違ってますよ」どころか

立派に「食偽装」の一種になってしまうのだから。

入ってないものを入っていると表示した以上、その指摘は免れない。

店長はその怖さを知っているから素早い対応をした。


ウチに「ベンダーだから」という甘えや緩みがあったことは
否定できないっていうか、過去形じゃないし。


まあたいして期待もしてなかったけど
お約束どおりガッカリさせてくれた。




さて、そんな店長としごくまっとうな話を気持ちよくして

次はココのホームセンター営業統括参与とかいうオジサマ
名刺交換会。

以前、ヨタ話ついでに私の本職のこと話したら
「むしろそっちの話に興味があるなあ」と言うので

「ほうほう、オタクもわしにポップ作ってほしかったりするんかい?
 安くねえぞ?」みたいなノリで。


だがそのオジサン名刺を見るなり
「一度、お食事にでも行きますかねえ」

よっしゃ! バッチコイじゃ!!!

「まあボクはあまりポップとかの方には
 顔利きませんけど」

利かんのかい!

「いいじゃない、こんど誘いますから
 あ、あんまりこんなこと言っちゃダメかなあ、へへへ」だと!?

ざけんな オッサン!
名刺返せコラ!!!


あんまり言っちゃダメもクソも
私の法律上、市中引き回しの上打ち首獄門じゃ!

とか思ったけど、
落ち着いて考えたら

私もオヤジも種類が違うだけで
どっちも下心モンモンなだけよねえ。

人のこと言えないわー。げひーん!

てことでまあ、

ウナギか寿司ならおごられてやってもよくってよ。

苦しゅうない。誘ってよこせや。