「しっかりせえ! ルーズボール(こぼれ球)にもっと行け!」


自殺したキャプテンに体罰をしたコーチがかけた言葉だそうな。
これは、もっと広くみんなに言うべきだわ。


東日本大震災の時、被災者が何を必要としているのかと
日本のお偉方が手をこまねいている間に
米軍はとっととリクエストを取りに行ったという。


困っている人、弱い立場の人が何を必要としているのか
そんな情報はなかなか上に上がってこないもの。


上がってこないなら、聞きに行けば良いだけのことだわ。


そう、こぼれ球を拾いにいくのよ。


この学校の校長は常々教師に「体罰はいかん」と言ってきたそうね。


性善説の人なのか、それとも
そう言っておけば自分の仕事は終わったと思っているのかしら。


自分の言葉が実行されているかどうかなんて
現場を巡回していれば分かることよね。


所詮、校長なんて何かことが起きた時に切るための首に過ぎないのだから
せめて自分の延命措置のためにもそうするべきだわ。


教育委員会の偉いさんにゴマするのが忙しくてそんな暇はないというなら
まったくもって本末転倒。恥を知れだわよ。



私たちが子供の頃には体罰なんて当たり前だった。


でもその時、先生との間に信頼関係もあった。
理不尽に叱られたと思ったことは、ない。


もっと言えば、高校生にまで手を上げなきゃいけないなら
すでにその教育は失敗してると思う。


体罰なんて、言ってもわからない年頃にするべきことだと思うわ。



高校生は中途半端に大人として扱われるから
時々とんでもない目に遭うのよね。


私は高校の時、入りたくもないのに体験入部から知らないうちに
本入部にされていたバレー部を、夏の合宿終了後、
どうしても我慢できずに退部させてくれと顧問に言ったら


最初のうちはニヤニヤとごまかしながらなだめすかされたけれど
3度目には
「オレの努力を無にしやがって! 二度とオレの前に現れるな!」
と怒鳴られたよ。


大人からそんな言葉を、それも学校の先生に言われるなんて思ってもみなかったから
「これで辞められる」とホッともしたけど、
あの時のショックを今でもはっきり覚えている。


おかげであんな大人にはなるまいと誓ったけどね。

まさに反面教師様。



拳法やってて思い出したことがあるんだけど
殴る、殴られる時に相手の気持ちが入ってくることって、ある。


子供だと思ってナメてんのかもしれないけどね
子供にはちゃんとわかるのよ。


愛のある体罰なのか、そうじゃないか。



生徒はあんたの戦績上げるための駒じゃない!!


殴った相手の気持ちを汲み取れない奴に
人を殴る資格は無い!


あ、これはちょっと違うかも。
私のひとりよがりかも。


暴力、基本的に反対!!!