もー、仕事でもちゃもちゃしてる間に

いろんなことが起きすぎて、あれもこれも頭の中でごった煮になってる。

何か書いて吐き出さないと、キャッシュデータがメモリ食ってしょんがない。


中村勘三郎さんが亡くなられてしまいました。


勘九郎さんだったころから大好きな役者さんで

でも、歌舞伎の舞台は一度も生で見たことがなくて

一度でいいから見たいと、ずっと思ってた人でした。


どんなインタビュー見てても、画面に入らない人に対する

さりげない思いやりが感じられて

さぞかし温かい人柄なんだろうなと思っていた。



話それるけど、うちの半分壊れたテレビ、


年末にNHKの引き落としあるから、

いい加減、解約してやろうと思ってあれこれ調べてたら、


なぜか、スイッチひと押しで、

「はい、ワタクシ、あなた様の下僕、テレビジョンでございますよっ!」

とばかりに、ちゃんと電源が入るようになってしまった。


こないだまで、指が折れるぐらい押しても、チカチカしてるだけだったくせに。

ほんと、なんてヤツだ。 これじゃ解約できやしない。


まあそのおかげで、勘三郎さんを偲ぶ緊急番組が見られたんだけどね。


久しぶりにテレビ番組(フジ)見たんだけど

相変わらず、たいした内容もないのに引っ張りまくって

尺だけ長かったのには辟易したわ。


CMに至っては、浦島花子状態…。




ああ、話戻すと


本当にささいなことにも「ありがとう」という言葉を

何度も口にする姿がとても嬉しかった。


「誰からも愛された」っていう言葉を聞くたびに

腹黒い私は、「うそつけっ!」 とか思ってしまうんだけど

彼の場合だけは、「そうだろうとも、そうだろうともさ」と 思ってしまう。


生まれてきてくれてありがとうございました。

そして、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。


もちろん残念で仕方がないけれど、

一人の役者として成すことができる以上の働きをこの世でされたと思う。


まさに太く短く生きられた。

そして、立派な跡継ぎ息子を、それも二人も残された。

これ以上を望んだら罰が当たりそう。


ご本人にしてみれば、まだまだやり残したことはあるだろう。

でもきっと十分に種は播かれたのではないかしら。


勘九郎さんの襲名挨拶を聞いて、そんなふうに思った。




いよっ! 中村屋っ!




…でもやっぱり、うえええええーん だよおお。