みんなみんな、とてもいい人ばかりで、

今まで随分幸せな人生送ってきた人が多いんだなと思う。

正直、羨ましく、自分がかわいそうになってくるわ。


どなたも随分、学校やら先生やらを信頼してたんだね。

だから裏切られたーって腹たってんだよね。




自分は二人の子供をほぼ育て上げた今、学校にも、先生にも

その天下り先の教育委員会とやらにも、たいして期待していない。





自分は、幼稚園からの筋金入りのいじめられっ子だった。

うん、ちゃんと幼稚園からあるんだよ。いじめられっ子カテゴリ。


理由は「でかい」から。身体も、態度も。


いちいち構ってくる奴らを上から見下ろして

「低レベルなかわいそうな奴らだな」と思って

反撃しないもんだから、腹たったんだろね。ちっとも泣かないし。


そんなんが小学校四年まで続いた。

いじめられっ子といじめっ子は

磁石のS極とN極のように引き付け合うんだなーと思ったよ。


無抵抗でいるとエスカレートするのは今も昔も同じ。


そんな日々がつづいて、ついにやってまいりました、万引き強要。

でも当然できない自分は、小遣いで買っていじめっ子に。


ここまでくるとさすがに強がってた心もきしみだして

トイレで泣いてしまった。一度泣くと、どうやらだめみたい。

ここで一気に奴隷根性が芽生えてしまったね。


言われるがまま、消しゴムやら鉛筆やノートやら…

当然小遣いでは足りないので、親の財布から失敬した。



今でもあの時の罪悪感が忘れられない…

今から40年前の小学生でもあったんだよ、こんな程度はね。



結果どうなったかといえば、

異変に気づいた母が、相手の家へ怒鳴り込み。

(何と二つ上の姉も、相手の二つ上の姉から

いじめられてたというオチが…(^▽^;)


そして前から離婚の噂があったその家は、

その後まもなく噂通り離婚したようで

悲しきいじめっ子姉妹は、あっけなく転校。


そのまま行方は知れず。


実は私、その噂を知っていて、

「かわいそうに」っていう同情の気持ちを持ってた。


だから自分が我慢してあげたらいいんだ…とも。

(どこまでも上から目線のいじめられっ子でした)


相手はきっと気づいてたんだろうね。

だから余計にプライドが傷ついてしまったんだろう。

合掌…


とりあえず、この一件で特筆すべきは、

はっきり覚えてないけど、担任が「エコヒイキ」で有名な女教師で

頼りにできないと最初から見切っていた母が


直接相手の家に怒鳴り込むという勝負に出たこと。




ぼんやりと守られているんだなという、

安心感に包まれたことをなんとなく覚えてる。


正直、どんないじめ受けてたか、あんまり細かいことは覚えてないんだよね。

思い出したくなかったから。

でも一番辛かった、親の財布を開いた時のことだけは忘れられない。


それでも母は、自分を守ってくれるんだ、という、

「嬉しさ」なんて言葉では表現できない気持ち。


自分が母になってから一番大切にしてきた気持ちだな。






あー、何か「親子二代いじめられっ記」が書けそうだわ。


まあそんな奴でも今じゃこうしてのうのうとブログ書いてられるんだってことで

誰か一人でもほっとしてくれたらいいなと…



本日初日記。mixiじゃドン引きされそな、

ブラックな話題はこっちで書こうとキメマシタ!