愛なき時代に生まれたわけじゃない。 | ドカバカ日記。

ドカバカ日記。

バイク好き中年ライダーの好き勝手な言行録です。
基本はバイク中心です。
文中は敬称略にて。
批判的な文章もありますので、
あらかじめご容赦を。

僕にはたまに変ったことが起こります。

怪奇現象とかスピリチュアルなことではありません。

まったく想定にないシチュエーションに出くわすという
意味です。


今日は珍しく夕方にリハビリに行きました。

すると学校帰りであろう小学2、3年の女の子が
待合室にいました。

僕はその子の正面側に座りました。

女の子は宿題と思われる漢字の書き取りを
一生懸命やっていました。

すると突然その子が、
「ねえ、なんで漢字ってあるの?」
と、僕に向かって訊いてきたのです。

あまりに想定外なできごとで、僕は言葉も返せず
「・・・」となってしまいました。

するとその子は矢継ぎ早に、
「だってさあ、日本にはひらがなとカタカナがあるんだから
漢字なんて必要ないじゃん」、
「昨日って漢字も、漢字で書くよりひらがなで書いたほうが
早く書けるし、まったく意味ないよね」と。

あまりに核心を突いた質問に、
50歳近いオジサンはようやく「でも、ほら日っていう漢字なんか
ヒって書くだけだと、日なのか火なのかわからないよね」
って返すのが精一杯。


ドカバカ日記。

「そんなのミサなら文章の前と後ろを読めばわかるよ」。

そうかミサちゃんというのか、この子は。
でも、言ってることは確かに正論だ。

以後、二人の会話。

ミサちゃん「漢字なんて必要ないのに、勉強させるために
残してるだけだよ」。

僕「そ、そうかなあ・・・」。

ミサちゃん「だって、分数なんてわけわかんないし」。

僕「え、なんで?」。

ミサちゃん「掛け算とか割り算、足し算、引き算は社会に出ても
使うと思うけど、分数なんて使ってる人なんていないじゃん」。

僕「・・・」(心の中で、君いくつだよ、まだ社会人になるまで10年あるよ)。

ミサちゃん「よく問題とかにさ、10人の人が8枚のピザを均等に
分けるといくつになるでしょうみたいなのがあるけど、
そんな時に分数の計算して均等に分ける?
足りないなら追加で注文すればすればいいじゃん。
だいたいミサなら最初から10人分注文するし」。

僕「・・・」(ただただ絶句)。

そんな時にミサちゃんが看護師さんに呼ばれる。
勉強道具をランドセルに片付けながら、

ミサちゃん「おじさんの嫌いな言葉って何?」

僕「嫌いな言葉?」

ミサちゃん「うん、言われたら一番嫌な言葉」。

僕「(ちょっと考えて)バカじゃないの、かな」

ミサちゃん「バカじゃないの!」。

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」。

そのままミサちゃんはリハビリ室に向かいました。

この出会いは何か意味があるんでしょうか?

二度と同じ時間にはリハビリに行かないと、
固く誓った僕でした。