7月末、
激アツ警報数日前
思いつきで磐梯山に登る🗻
山は生きものと触れ合うことがほとんどで
登山という登山をしたことがなく、
小学生の頃にしたであろう磐梯登山。
しかし、
ほとんど記憶にない。
だいたい登山は
ピークハント(頂上を目指す)が目的の場合が多いらしく
そこにはロマンが詰まっているらしい。
なら、
行かなきゃじゃなぁぁい?
ということで
小生が2時間かけて頂上にたどり着いた絶景を
ご覧あれ
ピンぼけではございません。濃霧です。
なんつーか、
見返りを求めない愛ってこういうことですか?
ってなったわぁ。
百名山 会津磐梯山
登山口は
初心者人気コース 八方台登山口
登山口気温16度
若干苦笑い
頂上1816m 気温5度
強度刺激による ふくみ笑い
小生を発見するなり、声をかけてくる。
よくこんな寒い日にそんな格好で
ここまで登ってきたなぁ。
どっから来たんだ?寒くねーのか? と。
そんな格好で頂上まで登ってくるのは
外国人観光客くらいだ、と。
確かに
みんなとても暖かい格好をしていながらも
寒い寒いと連呼していた。
そして頂上は微妙な天候もあいまって
立っていられないほどの爆風。
これはまさに、空気型サウナ!と
内心歓喜しながらも
いやいや、
ここで甘んじてはいけない。
自然という生き物の渦中では
勝者も敗者もないのだ。
山じいに教わったこと。
その1
低体温症になると身動きがとれなくなる。
体に痛みを感じたり、動きが鈍くなったら下山しろ。
暖をとれるもの持参
汗をかくので着替えか取り替え式タオルか速乾性の衣類
あと、それで飲み物はたりるのか?と
山じいに教わったこと。
その2
下山は気をつけろ
怪我や事故が多いのは圧倒的に下山
山じいは
3歳の頃から山登りをしているらしく、
色んな山の管理をしているらしい。
夏は登山に来る人も多く、
子どもたちもたくさん来るので
笹を綺麗に取り除いたり
子どもの目線の危険なものを取り除くこと
枝を切る時の切り口の入れ方など
色々教えてくれました
みんな同じだ、って感動する。
やっぱり山の手入れの仕事、関心する。
そういえば
青木山もかなり綺麗になってました
(ゆーてまた行っております)
何喋ってるかわかんないんだけど
一緒に登ってるうちに考えてることとか
言ってることが、なんとなくわかるんだ。って
山じいが言ってました。
自分もそういう風に
お客さんと楽しめたらなって思いました。
そして山じいは
今日はもう天候も悪いし
大賑わいにはならないだろうから
体が動かなくなる前に下山する、と
茂みの中に消えて行きました。
そこはなんのルートだよ、と思いながら見送りました。
トータル往復4時間
4時間歩くとか
4時間運動するとかって今の自分にはできないけど
不思議なことに
登山の4時間って、あんまり長くない。
自然の中の心地良さも最高ですが
自然っていうのは
癒しばかりではないし
どんな場所かにもよるとは思いますが
山遊びや登山は
瞑想の 何倍~何十倍の効果があるというのは
山に入っていくと実感します。
常に身体と向き合わなくてはいけなくて
非認知能力を常に発揮しなくてはならない。
1分1秒決断の繰り返し。
そこに美しさが待っているから心地いいのではなくて
生物として
超集中状態(瞑想状態)に入ったときに
周囲との一体化の現象が
言葉でいうところの
居場所、みたいな感覚を
身体が感じているんだろうなと思います。
そこにある現象や生物のひとつひとつが
紛れもなく美しい。
ヒトがその光景を美しいと表現できる特異性を持っているだけで
なにもかもが特別なんかじゃないし
なにもかもが特別なんだ、って。
その素敵さを伝えていきたいです。
こんなにきれいだ、って。
髪の毛って一般的に死んだ細胞っていうけど
このぎっしり詰まった繊維の中は
あまりにも美しい構造と性能が詰まっていて
毛乳頭って芸術家!って思います。
そして小生の体は
その後2、3日戦闘モードに突入していました。
体ってすごい。
やっぱり、靴欲しいなぁ。
福島県会津若松市古川町10-5
0242-36-5266