次の日は山梨に行くので短い期間での作業。
悔しさは残るが、また絶対に来ようという気持ちが生まれた。
１６時前には終わり、お世話になった中村さんに石巻全域を展望できる、
高台にある神社を教えてもらう。
言葉を失った。
手を合わせ黙祷を捧げる。
現地の人は道ができ車が通れる様になっただけでも凄い進歩という。
その通りだと思う。
この道ができるまでどれだけの時間と労力が必要だったんだろう。
それでも僕は率直に思った事は、
いつになったら元通りの生活に戻れるのだろう。。
高台から下りて海岸沿いへと車を走らせる。
ここには町があったんだ。
生活があったんだ。
地盤沈下。。。
そして徐々に潮が満ちてきた。
巨大な製紙コンビナートでさえ
。。。。
遠くが海岸沿いになるのだが分かりますか？
分かりましたか？
全部、瓦礫の山。
この向こうに海があります。
津波の力は計り知れず、車をまるで空き缶の様に押し潰す。
伝えたいことが多すぎて切りがないな。
写真は最後にこれだけ。。。
今回の震災で分かった事、
それはボランティアがびっくりするくらい足りないと言う事。
どれくらい足りないかというと
（地震発生１ヶ月の統計）
阪神大震災ーーー約６０万人
東日本大震災被災地の岩手、宮城、福島３県で活動したボランティアの数は
約１１万６６００人
この数字が意味する物は何だと思うか考えたい。
まだまだ、目に見えない大きな障害が待ち受けてる。
良くも悪くも、今の時代
手軽に自分の持ってる思想や情報というものを発信できる。
とてもシビアな所だと思う。
今回、画像もいっぱいアップさせて貰いました。
出来る限り読んでくれてる皆さんに現地の状態が伝わればいいなと思ってますが、
俺だって全然分かってないことだらけ。
でも、これを読んでくれて少しでも何か感じてくれたら嬉しいと思います。
時間を作ってまた行きたいと思います。
眠くなってきちゃった。
言葉の足りないところは、また今度書きたいと思います。