「ごぞんじ 山くじら」を紹介しているものはどれくらいあるだろうか?

 

まずはすでに紹介した鰻屋「うな繁」のホームページ

 

 

いづ栄のことや入銀のことを除けば、歌舞伎役者の奇跡的な揃い方など『旅するウナギ』にひけを取らない詳しい解説も付されている。美術館の主任学芸員のコメントとして載せられているから信頼度も高いだろう。

 

また、いくつかの古美術商のホームページに、すでに売れてしまった「ごぞんじ 山くじら」の画像や情報がそのまま残っていて検索にかかる。

 

紙の書籍としては2020年に六本木の森アーツセンターギャラリーで開催された「おいしい浮世絵展」の展覧会図録が挙げられる。

展覧会図録なので書店で購入とはいかないが、いまでも入手できなくはない。

 

なによりこの「おいしい浮世絵展」に「ごぞんじ 山くじら」が展示されていたことの記録だといえる。

私自身、この展覧会を観に行って、「ごぞんじ 山くじら」を実見した。