停電とか水素爆発とか刺激的な単語の連呼で

報道を見聞きしているだけでダメージを受けてしまう。

停電の発表も混乱している感があり

一体いつ実施なのか分からないけど

我が家はまだ落ちていない。

電動ポットが使えなくなるのを懸念して

朝からお湯を水筒や旧式の魔法瓶にためたり

マンションの給水がだめになった時のために

風呂の残り湯をトイレに使うことや

停電中に冷蔵庫を開閉しないよう指示を書き残したり

通勤途中に電車内に閉じ込められたりした時のために

水筒や携帯のLEDライト、飴などを用意。

ところが最寄り駅に着いたら

間引き運転しすぎてホームに人があふれ、駅改札に入場規制がされていて

駅そのものが閉鎖状態。

私立に通う息子と娘は今週いっぱい休み。

私の店はランチを休業。

当店に隣接する放送局の方々(お客様)にあっては

お疲れも蓄積されていらっしゃるのでは?と申し訳ない気持ちに。

鉄道は軒並み運休や減数運行で、これだけ人の動きをせき止めているとなると

更に今後人と物の供給が困難になるのでは?と

不安ばかりが広がる。

被災された方々に心を寄せ、支援を送ることはもちろんですが

こんな時こそあえて通常通りの生活をして

胸に希望の灯を絶やさず

淡々と前を向いて進むことこそ最も大事だと思うのに

週明けからこんな調子で、本当に重苦しい。

表はとても暖かで上着がいらないほどポカポカ陽気なのに

人々の顔に明るさがないことが二次災害のように思われ

改めて心を強く持つこと、敢然たる個々の意識、

広い視野と冷静な対処、そして

やわらかな思いやりが大切だと、そんな風に感じています。