開演5分前。ついたてを一枚はさんだ向こうから、お囃子が大音量で鳴り始める。
こんなにも体に響いてくるお囃子は初めて。
それくらい小規模な、今回の会場、JUJIYAホール。
出演者も高座から立ち上がる時、皆天井に頭を打ちそうになるほど、
こじんまりとしている。
真上からの白い明かりは落ちて、電球色の間接照明だけとなる。
さぁいよいよ開演。
が!
ここに最大の秘密兵器が隠されていたとは。
まったく油断も隙もあったもんじゃありません。
今回は『「ちりとてちん」出演者による』と銘打たれている以上、
かなりコアなファンの集まり。
笑いのポイントというのは見事にフォーカスされているわけですね。
そこへ狙いすましたかのように…
アナウンス「開演に先立ちまてて…」
場内、火のついたような大爆笑。ありえないよ~~(≧▽≦)
さすが、草原兄さんご出演の落語会!
そんな演出あり!?。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
さぁ、気を取り直して、無謀にも立て直そうとする男性アナウンス。
「携帯電話は鳴らないようの!」
あろうことか、二回も噛む!?
ひっくり返る会場。
なんてこの会にふさわしい天丼なんでしょう。
もーう、みんな気が違ったように笑い崩れております。
どう見てもマジボケなので、始末に終えません。
さぁ、そんな流れはもろともせず、
お囃子はちりとてちんのテーマ曲を奏で始めました!
これだけでもう、グッとくる…。
頑張ってるぞ~、三味線。
洋を和のメロディにしているので、合わない部分もありますが
まぁま、ご愛嬌ということで。
上手から吉弥さん、松尾貴史さん、桂よね吉さんご登場。
吉「落語にきたたてまして(笑)」
わざと噛んで。
さっきの噛みっぷりに比べたら、まだまだ(´_`。)
「一番面白かったんが、アナウンスだったりして(笑)。ピークだったりしてね」
「徒然亭草原役の桂吉弥です」
「磯七役の松尾貴史です」
「万葉亭柳眉やってました、桂よね吉でございます」
各人下手から順に挨拶。
カジュアルな私服に身を包んだお三方。
吉弥さん:白地に赤で英語の文字のTシャツとジーンズ。
松尾さん:グレーのシャツ、ポケットがおしゃれなジーンズ。
よね吉さん:胸元に10センチ幅くらいの白いラインの入った、黄色のシャツに
ベージュのパンツ。※後々餌食になるこの服装(-_☆)
ここから3人のトークショー開始なのですが…ムリっ!
喋ることで食べてる3人のトークを追うのは無理でした。
要所要所メモしたつもりですが、
誰が発した言葉なのかも分からない箇所もあり。
適宜、想像力を働かせて読み進めてみて下さい(…と丸投げ・笑)。
撮影終わったのはだいぶ前。
そんな番組あったっけ?と思うくらい、という話から、
共演者の話題へ。
「京本政樹さん、あの人将棋してはりましたよ、白い顔して(笑)」
ハチワンダイバーの話。
ちりとての中でも白かったよ、などの毒舌もあり。
DVD売れてる…の件。
「朝ドラDVD史上一番の売り上げ。ちなみに言うときますと
ドラマの一位は、『新撰組』!」」
鼻の高い様子の吉弥さん。
ここで“よね吉をいじろう”モードに。
「そんな吉野家の兄ちゃんみたいな服着て(笑)」
「これまた所ジョージさん気取って!?」
②へつづく。
すみません…旅に出ますので、レポの更新は少し先になります。