1.戦後の復興と核家族化
2.集合住宅の増加、都市部の開発と人口増加
3.経済社会における女性の自立と少子化
4.地域コミュニティの減少(触れあいの喪失)⇔過剰な干渉からの解放(自由の獲得)
5.新しい地域コミュニティの場のクリエイト
6.コミュニケーションへの迷い
7.「愛」「幸福」への追求と抑圧
8.「恥の文化」の利点と欠点
9.抑圧された心と解放
10.新たな人格形成の場の必要性
11.精神的なストレス
12.情報化社会への意味ある生かし方
13.カウセリングマインドの必要性と活躍の場
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《昭和から平成の社会》
昭和は激動の時代。戦前から戦後の復興による経済成長を巡って、文化や思想など新旧を混在させながら、さまざまに揺れ動いた時代ともいえます。戦後、人々の弛まぬ努力によって復興が進められ、都市・産業の開発は、社会の暮らしを大きく変えていきました。
住宅不足や近代化によって”集合住宅”すなわち中高層建築が急増し、若年層を中心とした人々は、さらに都市部へと集中しました。
それは「核家族化」という新たな社会の形を作るはじまりでもありました。
それまでは、ひとつの家族が世代を超えて古くからその土地で暮し、地域コミュニティも確立され、「人々の温かい触れあい」がありました。しかし、中には閉ざされた社会の中で育んだイラーショナル・ビリーブ(認知の歪み・固定概念)が常識化され、「根拠のない他人への干渉」という息苦しさを感じさせていたという側面も否定できないでしょう。
経済活動を営む上での集合住宅という新しい生活様式は、「地域コミュニティの場」を減少させた原因でもありますが、こうした「他者の干渉」からプライバシーを守ることにもなったわけです。
