2年に一度ここ天狼島で行われるレズバトル大会!女の意地とプライドを賭けた戦いが行われる。この島で女達が、全裸でお互いを逝かせ合う。今年は8名の女が「天狼島レズバトル大会」に参加した。


「エルザ」「ルーシィ」「ジュビア」「ミラ」「カナ」「リサーナ」「ウェンディ」「レヴィ」


この8名のトーナメント戦にて、優勝者が決定する。しかしこの大会の優勝者は今まで1人しかいない。ミラジェーン・ストラウス。魔神と呼ばれる彼女のみが勝利を収め続けてきた。持って生まれた美貌の上に抜群のスタイル、相手が女と言えども目を奪われずにはいられない。そうやっていかなる相手も自分のペースに巻き込み、今まで負けたことはない。いつしか自分の圧倒的な強さを見せ付けたくなったミラは世界中の女に、この大会の存在を伝えた。


ミラ「私はもっと張り合いのある相手を探しておるのじゃ。この美貌を超える人がいるなら、かかってきなさい」


その情報を知って、自分の美貌に自信が女り集まったエルザとカナ。


ルーシィ「何だか、面白そうね」


エルザ「ねえ、ルーシィ。この大会でわたしとルーシィ、どっちが上か決めない?大舞台で恥をかかせてあげるわ」


ルーシィ「あら?2年経ってだいぶ自信が出てきたようね。まあ、いいわ。参加しましょう」


そんなエルザが参加すると聞いて、ルーシィも出場を決めた。エルザとルーシィは普段から逝かせ合っていたが、その実力は互角・・・勝率も同じくらいだった。


ジュビア「絶対エルザさんはこの大会に出てくる・・・今度こそ、負けないんだから!」


エルザとジュビアは風呂場でキャットファイトを行った。最後にジュビアはエルザの巨乳で口と鼻を塞がれ、窒息して意識を失った。屈辱の敗北を喫したジュビアは、今回復讐を思い立って出場した。


ジュビア「2年間で発達したこのボディを見せつけてあげるわ、エルザさん」


一方で、その情報はウェンディ、リサーナにも情報が届いた。2人ともやる気は満々である。こういう戦いも一度はやってみたいと考えていたからだ。そして以前にも何度も大会に参加しているレヴィは今回も出場を決めた。天狼島で普段から女同士の戦いに揉まれているだけあって、レヴィは大抵の女には勝ってきたが、ミラには勝ったことがない。そうやって各々が参加を決めていった天狼島レズバトル大会がいよいよ開かれる。


エルザ「いよいよ、大会ね。さあ、誰が相手かしら?」


ルーシィ「ふふ・・・楽しみね」


2人でトーナメント表を見に行く。大きなトーナメント表が紙で吊るされている。自分の名前を確認するエルザとルーシィ。


エルザ「私たちが当たるのは決勝のようね。覚悟しといてよ」


ルーシィ「そのようね・・・楽しみにしておくわ」


エルザ「勝つのは私だけどね」


ルーシィ「ふふふ・・・どうかしら?」


軽く睨み合ったあと、2人は離れた。お互いに気持ちの整理をしたかったからだ。なぜならトーナメント表には他の参加者の名前も書かれている。見知った名前の参加者も中にはいた。倒さなければならない相手はたくさんいる。ルーシィから離れたエルザは、その後すぐに青色の美女を見つけた。どうやらその美女もエルザのことに気がついている。そう、それはエルザも良く知った女・・・ジュビアだった。


ジュビア「エルザさん、決勝に行くには私も倒さなければならないことをご存知ですか?」


エルザ「あら?あんたなんか相手に数えてないわよ」


ぐっと接近する2人。エルザの2年前より発達して、大きくなった胸は、ビキニを張り裂けそうな勢いで揺らした。もちろんわざと揺らせて、ジュビアを挑発した。


ジュビア「調子に乗らないでくれませんか?私だって成長したのよ」


ジュビアも2年間で大きくなった巨乳をエルザの巨乳にぶつけた。


ジュビア「絶対負けない」


エルザ「あら?この胸で窒息させられたのを忘れたの?」


ジュビア「うるさい!絶対みんなの前で逝かせてあげます!」


エルザ「生意気なところは全然変わらないね。このっ!」


ぐにゅううううううううう!!!


と、挨拶代わりにジュビアの胸を掴んで捻った。


ジュビア「あああああっ!!!」


エルザ「んあああっ!!」


ジュビアも握り返した。お互いそれ以上言葉を発せず、険悪なムードのまま時間が流れた。睨み合い、動かない。しばらく経って、エルザもジュビアもフンと鼻を鳴らして、お互いの胸から手を離した。


ジュビア「絶対、逝かす!」


そう言ってジュビアは去った。プライドの高いジュビアは闘志を剥き出しにしている。


エルザ「やってみなさいよ!」


そうしたやり取りの後、主催者のミラジェーン・ストラウスが参加者を集めた。詳しいルールの説明が行われた。


・打撃、武器の持ち込みは禁止

・全裸で逝かせ合いを行う

・時間は無制限で、一度逝かされた時点で負け


ミラ「以上が大まかなルールだ。何か聞きたいことはあるかな?」


ミラが周りを見回した中、緋色の髪の美女が進み出た。胸をプルプル動かしながらエルザが出てきた。


エルザ「優勝したら何か賞品はないの?」


ミラ「そのようなものは特には考えとらんが」


エルザ「何でよ!?何か用意しなさいよ!」


ミラ「お前たちには必要ないものじゃ、なぜなら・・・」


みんなを見下したかのように見つめ、再び口を開いた。


ミラ「わたしが勝つからよ!」


当然のように言い放つミラ。しかし周りの皆もそれに対して、反論する。


カナ「随分自信があるようだねえ。私よりも強いってのかい?」


ミラ「もちろんよ」


見下す態度は変わらない。それほどの自信が彼女にはあった。しかしエルザは続ける・・・


エルザ「逃げてるだけじゃないの?」


ミラ「なんだと?」


エルザは続ける。


エルザ「あんたが負けた時に、何の代償もないってことでしょ?」


ミラ「わたしが負けるとでも言うのか?」


エルザ「わたしが勝つ」


ミラ「・・・。いいでしょう。優勝者には何でも望むものを与えてやろう。そんなに自信があるのならな」


エルザ「そうこなくっちゃ!」


ミラ「まあ、お前たちには関係ないルールだ」


どうかしらね、とミラの目を睨みつけるエルザ。フン!とエルザから目を離し、全員に向けて口を開いた。


ミラ「最初の試合は30分後だ。対戦する両者は準備をして」


こうしてかつてない闘志を持った女達による、レズバトルが行われようとしていた。


第1試合 エルザvsウェンディ