萎びた赤い朝顔

 

萎びた青い朝顔

毎年夏の終わりに種を取り繋いでる花

やっとこさ咲いても直ぐに萎れてしまう

 

なにしろこの暑さだから

猛暑時々曇り

普通は”晴れ時々曇り”でしょう。

予報サイトによっては最高気温39℃

実際の庭の温度計は40℃を超えている

 

ちょっとゴミ出しに出ただけで

頭のてっぺんから汗が流れて来る

どうしようもない疲れを感じて横になる事もある

危険

とっても危険

命を守らなければ

この夏を生き延びなければ

大袈裟じゃなくそう感じる

 

夜は寝室の隣の部屋のエアコンをつけ、ドアを開け放しておく。

寝室には”団扇のような風”を送るという扇風機を付けて寝る。

日中は各部屋の温度差を無くすために、全ての部屋のエアコンをつけている。

28℃設定で。

環境に悪いことをしている後ろめたさはあるけれど。

もう、お手あげ。

ごめん。

それでもエアコンの無いトイレは暑い。

以前住んでいた家では、一つの冷暖房装置が家中を快適な温度にしていた。

それによってトイレも廊下も快適だったけれど、真夏に壊れたときには大変だった。

たった一つの機械が壊れたから、家中が暑くなってしまった。

あれはどういう仕組みだったのだろう・・

危ないから、今の家では一部屋に一つずつのエアコンにしている。

 

外は危険だから、暑くない部屋で読書。

「小説のように」 アリス・マンロー著

 

10話の短編集

一話一話が十分に長編となりそうな内容が、凝縮されて短編になっている。

文字になっていない大量の情報を、読み手は想像し理解しなければならない。

本に寄り添うか否かで、賛否が分かれそうな本。

 

9話までは読んだ。

10話になって躓いた。

消しゴムが必要になったから。

どのページにも線が引かれているので、

それを消しながら読んでいたら気が散ってしまった。

しかも引かれた線はどんどん増えている。

これは一度、全部の線を消してから読み直した方が良さそう。

 

何だってこんなに沢山の線を?

図書館で借りる本だから、

今までにもお菓子の欠片が出てきたりしたことはあったけれど、こんな線は初めて。

寄贈された本なのかしら?

図書館側では、返却された本に異常が無いかどうかを調べないのかしら?

でも、まぁ、鉛筆の線で良かったわ。

ボールペンや万年筆だったら、お手あげだもの。