昨晩、ぼんやりと放送大学の番組を見ていたら、

番組案内のあとに「天井桟敷の人々」(Les Enfants Paradis)が始まった。

この映画は、滅多にテレビ放映されることの無いものなのでびっくり。

 

素晴らしい映画

絵のような一つ一つの場面が見逃せない。

詩のような台詞の一つ一つも聞き逃せない。

いえいえ、字幕を見ているから見逃せない。

 

『天井棧敷の人々 4K 修復版 』公式サイト|10/23(金)公開 (zaziefilms.com)

 

初めて見たのは高校生の時だった。

何だか訳も分からなく、ただ惹き込まれた。

そして、この映画が第二次大戦中、ナチス占領下のフランスで制作されたものと知り驚いた。

美術や音楽の主要な部分は、ユダヤ人が危険を冒しながら制作に加わっていたと。

 

昨日は第一幕「犯罪大通り」のみ。

第二幕「白い男」は次週。

231オーディトリアム~米仏映画黄金期への招待~「天井桟敷の人々(第二部)」|放送大学 (ouj.ac.jp)

 

映画の後には解説がある。

解説者はフランス文学者の野崎歓。

野崎歓 - Wikipedia

見逃さずに済んで良かった。

 

家のソファに座ったままで、貴重な講義を受けられた気分。

次週も見逃さないように、録画設定しておいた。