8/5～6にかけて「第56回九州中学校バレーボール大会（中体連九州大会）」に出場しました。

上位５チームは、愛媛県で開催される「全日本中学校バレーボール選手権大会（全中）」に出場することになります。

ここまでくると「どこが勝ち上がってもおかしくない」というのを言い表すかのように、各コートフルセットの連続で、予選全12試合のうち8試合がフルセットと大激戦でした。

我が太宰府U14も例外ではなく、巧みな相手エースに翻弄されましたが、フルセットで何とか勝利。とりあえず胸をなでおろしました。

予選全試合が終わり、いよいよ抽選会。

監督が「全責任を負って自分がくじを引いてきます！」と会議室へ。

静まり返る体育館。どのチームもかたずをのんで抽選結果を待っています。

そして、抽選が終わり、体育館のいたるところで、どよめきや歓声が上がりました。

監督が戻ってきて、ニヤリ。

我がチームは、１回戦がシードされる大きい山に入りました。

これですでにベスト８。次の試合に勝てば、全中出場が決定です！

そして翌日、試合相手は妻ヶ丘中学校（宮崎県１位）

小柄ですが、守備が固く、両エースがキレのある攻撃をしてきます。

１セット目は、相手のテンポのいい攻撃にリズムを崩され落としてしまいましたが、２セット目はこちらの高さを活かした攻撃が決まりはじめ、奪取に成功。

３セット目は、この試合で全中を決めたいというお互いの思いがぶつかり合い、一進一退の攻防でしたが、最後はこちらのブロックが決まって勝利。

ついに全中の出場権を獲得しました。

指導者も保護者も、次の舞台の話で盛り上がる中、選手は冷静でした。

喜ぶのも束の間、準決勝に照準を合わせ、集中力を切らせませんでした。

続く準決勝で川内北中学校（鹿児島県１位）、決勝で大東中学校（大分県１位）に勝利し、優勝の栄冠を手にしました。

この２日間で11セットの激闘を繰り広げた我がチーム。

約１年前から取り組んでいる外トレ（持久走、階段ダッシュ、坂道ダッシュ）の効果か、一人も足をつることなく、全力で跳べていました。

これまでの努力が、やっと実になりだした感があります。

次は、いよいよ全国大会です。

クラブチームの参加が認められた初めての中体連で、全中に出場できる。

こんな光栄なことはありません。

行くぞ、愛媛！

第56回九州中学校バレーボール大会（中体連九州大会）優勝!