
「珍來~第一回どテ珍・福来勉強会~」
無事に終わりました
番組は
オープニングトーク 東中亭どテ珍・古久堂福来
「強情灸」 どテ珍
「元犬」 福来
「君がオシッコするところが見たい」 どテ珍
「粗忽の釘」 福来
仲入
「野ざらし」 鷺草亭桃介
余芸(踊り「茄子と南瓜」「ずぼらん」) 福来
「よかちょろ」 どテ珍
私と福来さんが三席づつ、福来さんは一席落語に変えて踊りでしたけど、ゲストの桃介さんも入れて七席は結構なボリュームでした
番組を組む時点でも内容が盛り盛りなのはわかってましたけど、いざやってみたら演る方も聴く方もこんなに草臥れるんだという体感としてわかってなかったんだな、ということが今回一つ勉強になりました(笑)
とてもあたたかく最後まで聴いて笑っていただいて助けられました
活ハウスの席亭の未来来活砲偽さんも客席にいらっしゃいます
オープニングトークは……フリートークは難しいですね。言うべきことは確認しましたけど、どっちが言うかどの順番で言うかもノープランだったのでそのくらいの段取りは押さえた方がいいのかなぁと一つ勉強になりました
私の一席目は「強情灸」
立川志ら乃師匠の落語教室で半年かけて仕込んで体に入っているのでこの日一番安心してやれる噺でした
教室では志ら乃師匠忠実に、と言うと師匠は忠実ではないとおっしゃると思いますが、余計なことを足したりしないようにしていましたが、今回は勉強会なので自分で考えたアレンジを一つだけ足して試しました
お客様が優しすぎたので過信は禁物ですが上手く行ってホッとしました
福来さん「元犬」はネタおろしだったそうですがそうは感じない落ち着いた高座だなと思って聴いてました
微妙に見上げるような目線の使い方が犬っぽさを感じて上手いなぁと思いました
私の二席目は「君がオシッコするところが見たい」
ネタおろしの立石落語会では大受けしてその後「黒い三連星」アンケートバトル最下位、社会人落語日本一決定戦テープ審査落ち、東大落語会寄席で大滑り、自分としては自信作のつもりですが成績は一勝の後三連敗という感じで一年以上寝かせてあったこのネタを勉強会の新作落語枠として持ってきてみました
お客様が本当に優しくて笑ってくれたので本当に楽しく演れました
題名も題材もアレなので周りに躊躇なく笑える空間で演るべき噺でそれは今の私の芸の力だとこのくらいなら大丈夫、あとはどのキャパまで広げていけるかなのかなという手応えが掴めたのでやれて良かったです
って、聴いた人じゃないとわからないですね
福来さん二席目は「粗忽の釘」
粗忽者が慌てず茫洋としていてその周りの人の接し方も優しくて呑気であたたかい雰囲気が感じられて、それをお客様も楽しんで笑っていてとても和やかないい高座でした
ゲストの桃介さんの「野ざらし」
面白かったです
ベースがしっかりしていて、表情の変化も楽しいし、そこに不意に飛んで来るギャグの切れ味が鋭くて会場大爆笑でした
桃介さんにゲスト頼んで本当に良かった
福来さんの三席目は落語ではなく「茄子と南瓜」と「ずぼらん」の踊り2つ
顔に手拭いを巻いて表現する茄子に見立てる「茄子と南瓜」、羽織を袈裟のように着てお坊さんに見立てた「ずぼらん」見た目にも楽しいし、踊りもしっかりとしたものでした
最後が私の三席目の「よかちょろ」
昔「黒い三連星」でやって上手くできなかったのでどこかでやり直したいと思っていた噺なんですけど……今回も上手くいきませんでした
一番稽古した割に一番ふわふわと喋ってしまって、段取りをいくつも間違えるは固有名詞は怪しくなるは、よく最後まで通せたなというボロボロな出来でした
それでも最後まで笑っていただけたのはこの日のここまでの時間を共有して「こいつは笑ってやってもいいやつだ」と思ってもらえた信用の貯金があったお陰じゃないかと思います
この噺はどこかで追試をしないといけない噺ですね
色々と反省点も課題もありますが、勉強会ですからそういうものが見つかったことも含めて第一回としては上出来な勉強会ができたのではないかと思います
そして第2回も既に決まっております
「珍來~第二回どテ珍・福来勉強会~」
6月15日(土)
ゲストに中家すゞめさんをお迎えして活ハウスで行います
今回ご来場された方、このブログを見て興味を持たれた方、遊びにいらしてください
かなり長くなったのでそろそろ謎かけで締めたいと思います
「珍來~第一回どテ珍・福来勉強会~」 と、掛けまして
「Tシャツのサイズ間違えたかな」 と、解きます
その心は、「える ものは大きかったかなぁ」(得る/L)




