
「珍來~第2回どテ珍・福来勉強会~」
生憎の雨、そして前回は無料だった入場料が今回は500円になってどれだけのお客様に来ていただけるか不安でしたが、幸いなことに大勢のお客様にご来場いただき盛会となりました
今回の番組は
オープニングトーク どテ珍・福来
「しっくすせんす」(自作) 東中亭どテ珍
「熊の皮」 古久堂福来
「笠碁」 東中亭どテ珍
仲入
「任侠流山動物園」(三遊亭白鳥作) 中家すゞめ(ゲスト)
「権助選挙」(自作) 東中亭どテ珍
「鰻の幇間」 古久堂福来
私が3席、福来さんが2席とゲスト
ゲストは福来さんの差配で福島で活動されている中家すゞめ(あたりやすずめ)さんが来てくれました
ニコニコと可愛らしい笑顔とちょっとぶっきらぼうに喋ろうとする口調のギャップでマクラが始まったときからもう面白い
落語も豚、牛、チャボ、虎、パンダと動物たちの演じ分けも真面目に丁寧にやってるだけでというかやってるからこそおかしくてパンダの親分が座ってる姿勢だけでみんな笑ってました
最後に浪曲も唸ってくれて三遊亭白鳥師匠の名作で皆を楽しませてくれました
幇間を演じるから黒の紋付きを着る心遣いは粋ですね
今回は大会用10分ネタ「熊の皮」とネタおろしの「鰻の幇間」をトリでやってくれました
「熊の皮」は以前聴いたこともありますが上手くカットしてほぼ10分ピッタリに収めていて流石だなと思いました
ネタおろしの「鰻の幇間」は多少噛んだり言い間違えがありましたが、本人が「ダメだった」と言うほどのことはなく面白かったし福来さんに合ってる噺だと思いました
私は1席目は「しっくすせんす」
自分の代表作の一つで3年前に池田の社会人落語日本一決定戦に挑戦したネタでもありま
サゲがメタっぽ過ぎるのが気になっていたので今回サゲを変えて試してみました
楽しくやれましたが14分くらいやってました
伏線を積み上げて展開していく噺なのでここから10分に詰めるの結構キツそうなのが新しい悩みの種です
練習で時間計ってなかったのか?って聞かれるかもしれませんが、他の2席の稽古でそれどころじゃなかったんです
大会に出す出さないは置いておいて会場のお客様には楽しんでいただけたと思います
2席目はネタおろしの「笠碁」です
仕草には苦手意識があるし間を取るのも苦手なので自分には向いてなさそうな噺ですが、だからこそ勉強会のネタとしてはいいかなと思って選びました
チラシにもネタ出しで載せておいたらそれを見て来たお客様もいると事前に知ってネタおろしの時点で緊張してるのにさらにプレッシャーかかりました
とにかくゆっくり丁寧にやろうということだけを心掛けてやりました
前の2席終わっての雰囲気が良かったこともあって笑ってほしいところで反応があって最後まで思ったより落ち着いてやれました
細かい台詞の間違いや飛ばしたところもありますが、ネタおろしとして満点つけてもいいかなぁと思えるくらい楽しくやれました
3席目は膝代わりで自作の「権助選挙」
立石落語会でネタおろしして今日が2回目でした
自分ではそこまで気に入っている噺でもないんですが、立石で初めてやったときには「下ネタじゃないどテ珍で初めて笑った」というちょっと意味のわからない褒め言葉をもらいました
私にしては題材がマニアックでないどこでもやれそうな噺で、この噺がモノになると手駒としていいなぁと思って勉強会でもう一度試してみることにしました
今回もお客さんの反応が自分の思ってる以上に良くて笑ってもらえました
一つ謎なのは、これ台本読みながら稽古してたらマクラなしで28分くらいあったんですけど、録音したやつは出囃子とマクラも入れて23分くらいしかないんですよね
どこかでショートカットしてるんですけど、自分でも音源確認しないとよくわからないんですよね
当たり前ですけど落語3席の準備するのってなかなか大変ですね
今回はネタおろしの「笠碁」をしっかりしなきゃというので頭がいっぱいで「笠碁」ばっかり稽古して、他の2席はギリギリまでうっちゃっておいて最後にグワッーとそれこそ3日くらいで確認するという乱暴な準備の仕方になりました
その割にはお客様には楽しんでいただけたようで良かったのです
まあ毎回そう上手くはいかないでしょうからせめて次は準備だけでもしっかりやるようにしたいと思います
福来さん、すゞめさんという素晴らしい共演者と素晴らしいお客様のお陰で、落語をやるのってとても楽しいなぁと思える有意義な勉強会になったと思います
「珍來」第3回は10月の予定です
また次回も楽しくやれるように準備したいと思います
ふぅ、今回も長くなりました
そろそろ締めの謎かけを
「珍來~第2回どテ珍・福来勉強会~」 と、掛けまして
「評判の八百屋さん」 と、解きます
その心は、「どちらも、いい せいか を得られるでしょう」(成果/青果)



