
これは遊里さんが書いたそうです
この会は
ユ 三遊亭遊里(ユうり)さん
メ 柳亭明楽(メいらく)さん
シ 神田真紅(シんく)さん
ョ 春風亭吉好(ヨしこう)さん
ク 山遊亭くま八(クまはち)さん
落語芸術協会の同期の二つ目五人の名前の頭文字
(モベキマスと同じ命名法ですね)
お客さんからお題を貰って翌月の会で
そのお題の新作落語(講談)を披露するという勉強会です
新作強制ではなくお題に合っていれば古典でもいいということで
前回は明楽さんがお題「そば」で「時そば」というどストレートをかましていました
明楽さんなんでストレートでもツーシームみたいな変化球でしたけど

今回のお題はこちらの通り
出番順に並べなおすと
三遊亭遊里さん「お茶の水」
山遊亭くま八さん「山手線」「俺の」「ヘイトスピーチ」
柳亭明楽さん「えび」
仲入り
春風亭吉好さん「かばやき」
神田真紅さん「妖怪ウォッチ」
新作落語の中身をあんまり細かく書いても伝わらなそうですが
遊里さんとくま八さんは噺の導入部が
社長が新しい事業を始めようとすると丸被り(笑)
明楽さんは相変わらずの掴みどころがないけど可笑しい感じから
最後はギブアップ気味に強引にサゲ
吉好さんは鰻の太鼓に入ると見せかけて
鰻星と梅干星との宇宙戦争に
ウメ星デンカやアナゴさんといった漫画・アニメネタと
落語の「穴子でから抜け」を絡めたSFオタクチックな落語
最後の真紅さんは「妖怪ウォッチ」でジバニャンやレベル5の薀蓄のマクラから
妖怪収集から江戸時代の妖怪奇譚収集家「耳袋」の根岸鎮衛の怪異譚へ
作りも語りもしっかりしていたのですが残念ながら途中で時間に
内容的には真紅さんの講談が抜群で
他の四方は今日の所は団栗の背比べ
普段やりつけない新作を四苦八苦してやるのを観るのは
私は楽しめましたけど落語慣れしていない人はどうかな?という感じ
失礼ながら集客も渋くて楽しめないような人はいなかったと思いますけど
ちょっと思い出したのが
春風亭昇太師匠が柳昇師匠に前座時代に
「新作は売り物にならないからやっちゃダメ」
と言われていたというエピソード
もう一つが同じく昇太師匠が「落語のピン」に出ていたころ
プロデューサーに「古典二席やったら新作やってもいい」
と言われていたエピソード
全員新作というその意気やよし、と思いますが
普段新作を売り物にしているのが
真紅さんと吉好さんくらいなことを考えると
新作3人と古典2人とかにして保険をかけつつ
負担とプレッシャーを軽減するようなことも
考えて行ってもいいんじゃないかなと思いました
なーんて、素人が偉そうなこと言ってますね
客としての意見ならいいのか
…といいながら自分でも落語を演るけど所詮は素人っていう
なんだか批評に向いてるんだか向いてないんだか
あらためて考えてみるとよくわからないポジションだ
素人時代から知っている吉好さんと同期の会なので
余計なお世話かもしれないですけど
本当に続いていって発展していってほしいと思ってるんです
というところで本日のまとめ
「ユメショク寄席」 と 掛けまして
「長州征伐」 と 解きます
その心は
「シンサクに苦戦しました」
(新作/晋作)
…今日も凡作