2007 

★★★★☆

子供のなんとも悲しげな、しかし怒りを含んだこの表情に胸を打たれ即購入。正直どこのアーティストなのな全くわからないがこのメッセージ性を込めた4曲入りEPは渾身の出来だ。

 1曲目タイトル曲であるwhere  my daddy at?はメロウではあるがそのメロディは悲壮感が漂う。ピアノの旋律とhookで登場する子供と女性のコーラスが美しく、しかし力強い特に終盤にかけて怒りにも似た空気を出す子供のラップは一聴の価値あり!


2曲目のhell to the nahはcan't run awayネタ使いのスムースメロウ♪甘く歌い上げwalden氏の歌声も透明感があってまた溜らぬ一曲


3曲目just the two of us まぁもろにネタ使い51:50やらoff da hook含めてやはりこのネタには弱い。なにせ元ネタのALBUM自体がすきでたまらないから。ほぼまんま使いだから、退屈に感じるかもしれないが、この曲はどーしても聞いて欲しい。何せここまで余り語らなかったがこのWisdommラップが非常にカッコイイ!さらにコーラスを熱く歌い上げるPenny Treadwell穣は力強く骨太かコーラスでこれまた是非体感してほしい一曲だ。


そして最後のgood die youngはこれまた疾走感のある怪しげでシリアスな一発!暴行現場から終始鳴るサイレン、良いやつは早死だ。タイトル曲とあわせてghetto の現実は変わらずなのかなと思わずにはいられない一曲に仕上がっている。


これは非常によかったので是非♪