以下のレイアウトをどう考えたのかを説明します
●写真の位置を悩んだ
写真を配置するところは「半分より上」なんだけど写真が大きかったので
どこを見せるのか、どの大きさで見せるのかを悩む。
左側のパッケージにある「どら焼き」の文字は切れても見せたい。
文字を見せることで実際の商品との連動が図れる
(お店に来たときに商品がわかってもらえる)と思ったのだ。
●中央の「どら焼き」タイトルはこのチラシで一番大きく目立つように
写真の上に文字を置く時の一つの手法として背景に文字の
コントラストが高まる色にオブジェクトを置く。
半透明にしておくことで写真にも溶け込むように見える
●説明文4行
これは基本、お客様から支給してもらうものと考えて下さい
でも私の場合は自分で書いちゃいますけどね。
商品特徴をお客様視点でまとめます。食べたらどんな味なのかを
読んでほしくて書きました
●本文を置く背景
一番悩んだのが実はこの背景です。
制作説明のところで詳細はお伝えしますがチラシ全体の色調を
どうするのかという問題なんですよね。
どう悩んだかは別にして「視認性(文字が読めるか)」や
「可読性(意味が分かるか)」も考慮する必要があります
●電話番号を強調
電話番号は「線」ではさんで強調しています。
これを「アンダーライン効果」と呼んでいます。文字のそばに線を引いて
目立たたせる手法です。
大きくして、さらにアンダーラインで目を引いてみました
●地図
できるだけシンプルにわかりやすい地図を考えましょう
ただ全体の距離感は「実際の距離」の比率に合わせよう
行けども行けども店にたどり着けない。
あるはずなのに見つからない。そうしたストレスはできるだけ
なくすように考えるようにしよう
実はこのレイアウトを考える時間が一番長くなります(私の場合)
Illustratorで作りながらレイアウトを調整・修正することも
もちろんあります(というか毎回なにかしら悩みます)
置いてみたもののバランスが整わないこともあるし、
別のアイデアを思いつくこともある。
中央に揃えるべきか左揃えか。それとも敢えて右揃え?は
それぞれのディティールごとに悩んだりします。
背景も悩みます。
白では寂しいし、何を置くべきか最善ってなんだろうを
考えるとなかなかデザインしきれません。
総合的にどうすればお客様にちゃんと
この「どら焼き」の良さが伝わるのか
それを考えて配置する
それがレイアウト作業なのです
次の記事はこちら >キービジュアルの配置
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