2018年5月9日にニコニコ生放送で配信された『ファミ通グラビア“スマッシュガールズ”について語ろう』において、グラビア編集担当・ヘイ昇平氏とインタビュー担当・ポルノ鈴木氏によって繰り広げられたハロー!プロジェクト関連のトーク部分を紹介していく予定です。今回は第一部ともいえる部分の前半、当初は90分番組の予定だったのですが、二人の過熱ぶりによりその90分がオープニングのようなものとなってしまう結果に……。

 

 


 

ヘイ昇平 ……で、一応ですね、4月27日でスマッシュガールズは終わってしまうんですが、5月10日……明日ですね、明日木曜日発売号で、アップフロント、まあハロー!プロジェクトですね、モーニング娘。とか、所属するアップフロントのかたをですね、撮影する、写真載せる、『MONTHLY ハロ通』として月イチ配信として生まれ変わりました。はい、そのね、ハロプロ関係の話もね、是非したいと思うんですが…まあ番組の最後30分ぐらいでさせてもらいたいと思います。

 

ポルノ鈴木 お知らせもありますからねその、ハロプロ関係におきましては……。(コメントを見て)加藤紀子(笑) アップフロントで……。

 

ヘ アップフロントですからね。

 

ポ 加藤紀子ワンチャンあったら良いすね(笑)

 

ヘ ゆき姐さん(※兵藤ゆき)もアップフロントですから。

 

ポ 良いですね~。

 

ヘ ちなみに、なんで『ハロ通』になったのかだけ話しておくと、まあ今回ですねその、5月のタイミングで、今年の春ですね、春のタイミングで雑誌の、誌面のリニューアルがあると。編成のチェンジのタイミングがある。そこで、グラビアのほうをまあ、一旦終わらせようって決断になったわけです。

 

ポ うん。

 

ヘ まあいろんなかたちを模索して、今のかたちで月イチで残すとか、完全になくしちゃうとか、いろんな方向性があった中でその、決め手となったのが……これまでですね、ファミ通のグラビアでアップフロント所属の、まあハロプロ所属のタレントさんを載せたときの売れ行きと反応が良いと。

 

ポ まあそのSNSのリツイートなり、いいねの数だったり、実売に繋がったり。

 

ヘ 実際すごい買い支えてくださったので、そういう意味でこれは勿体ないというかたちで、まあ僕の判断じゃなくて編集部全体の判断なんですけど、まあそういうわけでやらせていただくことになりました。なので、まあ個人的にはね、えーいろいろ支えてくださったアップフロントファンの皆さん、とてもありがとうございますというね、感じでお礼を言いたいんですけど。はい。というわけで月イチ連載に生まれ変わりました、という前置きが。

 

ポ ありつつ。

 

ヘ ありつつ。

 

 

ヘ アイドル……話の順番が前後しちゃってとっちらかってる感もあるんですけど……、アイドルの良さをちょっと語っていいすか。

 

ポ どうぞ。

 

ヘ 女優さんもとても素晴らしいんですけど、女優さんはなにかの役になるために素の自分ってのは殺してるかたが多いじゃないですか、殺してるというか、どうとでも踏み倒せるようにしてるじゃないすか。アイドルはちょっと違って、アイドルは色があるんですよ。

 

ポ はいはいはい。

 

ヘ 個性的な人たちが集まってるんで、被写体として特にメチャクチャ面白いんです。その被写体の個性を生かして、増幅させて、写真撮っても映えるし、あえてその個性を殺して別のことさせても面白い。

 

ポ 別の一面。

 

ヘ そうです。別の一面を引き出すというのも。

 

ポ 軸があるからギャップも出せるしまあ、順光・逆光両方いけるみたいなね、被写体に対して。

 

ヘ そうです。女優でそれやっても……、普通だよねって感じはちょっと僕個人的にはあって。

 

ポ 女優さんはこう最初から幅があるから。

 

ヘ あるんです。アイドルでそれをやると、とても楽しい。というのがまずあり。

 

ポ なるほど。

 

ヘ はい。でまあ、アイドルの世界にハマっていって。で、基本的に、なぜアイドル(の登場回数)が多いかっていうと……アイドルファンも熱いので、そのファミ通の誌面に載ると、その、なんだろう、“推し”って言って応援してるじゃないですか、それを誇らしく思っていて。たくさん拡散をしてくれるんですね。買い支えてくれたりとか。なのでまああの、アイドル載せると数字にも繋がるし、で被写体的にも面白いしってことでどんどんアイドルにハマってったっていう感じです。

 

ポ おー。じゃあ仕事のつきあいでライブ行って「ライブ良いな」とか「生歌良いな」とかとはまたちょっと違うんだ。

 

ヘ や、もちろん「ライブ良いな」ですよ。そっから好きになっていって。もう……担当してる頃は週2ぐらいでライブ行ってましたね。

 

ポ 行ってたよね。しかも自腹で行ってたよねもうね。

 

ヘ 自腹でも行ってましたし……

 

ポ ま、ご招待もあるし。

 

ヘ ご招待もいただくし、まあ1回撮ったら、もう本当にご縁ができるんで、まあ「行きませんか」ってライブ誘ってくださって。で、ほんとねもう週2……ずっと続けてましたね。

 

ポ 行ってて最後、ハロプロのファンクラブに入るかどうか……

 

ヘ ……もう入りたいっすね。

 

ポ それ、ハロプロの封筒が家に来るのがちょっと困るっていうところで。

 

ヘ あのー……、そうなんす。

 

ポ ちょっとストップかかってる。

 

ヘ バースデーイベントって……

 

ポ ファンクラブ(会員)じゃないと入れないからね。チケット買えないから。

 

ヘ ファンクラブじゃないと入れないんですけど、それが、一番行きたい人が……娘の誕生日が一緒なんですよ。

 

ポ 一番行きたい人、誰ですか。

 

ヘ 言えないですそんなん。あとで言いますから……

 

ポ (笑) まあでもそう、結局、最終的に俺もハロプロ好きになったからね。

 

ヘ まあそうですね。

 

ポ これも、まああとハロプロタイムがある……

 

ヘ まあ後半30分で話しましょう、そういうハロプロの話は。

 

ポ ハロプロの話はね。

 

ヘ ハロプロはこれからね、『MONTHLY ハロ通』でもね、お世話になるんで、まだいろいろできますんで。

 

ポ まだそうですね。俺もホントに会いたいまだ、ハロプロの人と……

 

ヘ はい。

 

ポ まあ既に一人会いましたけどトップは。その人いま活動休止中で……。いまホントに会いたい人とはなかなかご縁が……。

 

ヘ 結局話してるじゃないですか(笑)

 

ポ ないんですけど、そのハロプロの話はまた後ほどというね。

 

 

ポ そこから15年ですよ。

 

ヘ 15年間。

 

ポ だからそこからもうね。

 

ヘ 何人インタビューしてきたんですか?

 

ポ 何人俺を通り過ぎていったかだね(笑) だってその、年間50人、毎週連載体制が何年?

 

ヘ まあ4、5年。

 

ポ でもそれだけで、5年経てば250人でしょ。

 

ヘ 250人。はいはいはい。

 

ポ で、プラスあと10年あるでしょ?半分……

 

ヘ まあ3、400人。

 

ポ そうだね……はもう全然、やらしていただいたというね。

 

ヘ 3、400人も芸能人と話したことあるってすごくないですか?

 

ポ だってしかも、女優さん、女性だけじゃなくて男性、GacktさんとかDAIGOさん……

 

ヘ 阿部寛さん。

 

ポ ありましたからね。

 

ヘ ありましたね。

 

ポ Gacktさんとかやっぱ凄かったですよ。もうほんとプロですよね。【一番印象に残った人は?】……そっからいっちゃう?俺でも、今Gacktさんの話もしましたけど、もう俺、トップは揺るぎないんすよ。ベスト1インタビューってのは。

 

ヘ ほう、ベスト1インタビュー。

 

ポ これね、嗣永桃子さんなんですね。

 

ヘ ももち。

 

ポ ももち。

 

ヘ Berryz工房の。

 

ポ もうやっぱね、凄かったです。

 

ヘ ももちが、ツインテールで……

 

ポ まだBerryz工房で。

 

ヘ 「許してニャン」の……

 

ポ やってる頃ですね。全然やってる頃で。

 

ヘ 僕もそれ同席してたんですけど、あのももちキレキレでしたね。

 

ポ キレッキレですよ。

 

ヘ ヤバかったすね。

 

ポ あの、その後、カントリー・ガールズになってから、あのー、森戸(知沙希)さんと2人のインタビューしたんですけど……

 

ヘ しましたね。

 

ポ その時もう、全然、森戸さんに譲ってるんですよね。

 

ヘ まあもう、私はもう辞めるから……

 

ポ そうそうそう。もうあの、卒業も決まってたタイミングだったんすけども。Berryz工房でももち一人でインタビュー来たときの、もう、プロっぷりはもうね、半端なかったです。要はファミ通のこのグラビアのインタビューって文字数そんなないんで、まあ20分~30分の中なんです。で、その中で、プロモーションなんで必ず聞かなきゃいけないことが決まってる。映画だったら映画のこと、音源出したら音源のことって決まってる中で、まあ、そこまでだからフリートークでワイワイするインタビューではない。

 

ヘ はい。

 

ポ だけども、必ず一球投げた質問に対して必ずひと笑い、使いたくなること、何かをくるんで返してくる。スゲー。ももちマジ凄かったですよ。

 

ヘ ももちプロ。

 

ポ あの、インタビューしてても凄いなと思ったけど、テープ起こししてる時に改めて……なんて凄いんだと。

 

ヘ もうだから、考えながらしゃべってることが伝わったと。

 

ポ 本当にプロでしたね。

 

ヘ この時ですね。

 

ポ あー!凄いな。すぐ出てくる。

 

ヘ この時のももちは……

 

ポ もう、わざとこれやろうと。許してニャンでやろうと。

 

ヘ これですね。この、ももち分身させちゃったみたいな。

 

ポ これアレですね、飯田かずなさんとね。カメラが。

 

ヘ 写真家の飯田かずなさんによる作品ですね。

 

ポ CG合成とか得意だったんだよね。

 

 

ポ ああ、だからあややも撮りましたね。2004年。

 

ヘ 松浦亜弥さん。

 

ポ スゲー、初めて、だから……ハロプロの人に初めて会ったと思うんですけど、ムチャクチャいい子だなみたいな。だってモーレツ売れてますよね、2004年。

 

ヘ ああ……。『Yeah!めっちゃホリデイ』、『桃色片想い』とか。

 

ポ 『桃色片想い』終わってもう、メチャクチャ売れてるんですけど、もうスタジオ入るや否やスタッフ全員の目を見て「おはようございます」、「おはようございます」。スゲーいい子じゃんみたいな。

 

ヘ それだけで好きになっちゃいますね。

 

ポ そうそうそう。そういうのあるじゃないすか。

 

ヘ ありますね。

 

ポ でその後、なんか2005、6、7年くらいのアレはないんですけどね。で、Berryz工房、成海璃子、Gackt……。

 

ヘ Berryz工房も撮ってたんですね。

 

ポ あのー、Berryz工房、みんな中学生とかで。

 

ヘ そうですよね。

 

ポ 教科書とかが置いてありましたからね(笑) スタジオに。試験が近い人とかいて。普通になんかありましたね……現代社会のとか。

 

ヘ 宿題してるんだ(笑) 『イナズマイレブン』っていうゲームがあって、その定例ページでBerryz工房の皆さんにコラムページを書いてもらったり……ファミ通、意外とBerryz工房とは付き合い長いんですよ。