母に対して打つ手が無くなりました。相変わらず母の徘徊は治まりません。

 

  今日は実家に行く前に妻と息子(高1)の定期演奏会に行ってきました。相変わらずの母ですが孫の話をすれば「ちょっとは興味を持つかも?」と淡い期待もあったのですが全くダメでした。

 

  父も話を広げて頑張ったのですが母はぼんやりとリビングに座ったままで諦めて庭の花に水やりを始めました。

 

  夕飯を作る私に母が「家に帰る」と言うので「また帰るの?」と言った私の返しが気に障ったようで無言でリビングの扉を思い切り閉めて母は出て行きました。

 

  窓越しに父も母とやり取りしてたようですが母は徘徊に出かけました(言葉の使い方あってるかしら?)

 

  リビングに戻ってきた父が「なんかすごい音したけどどうかしたのか?」と聞かれたので説明する程でもないやり取りを報告しました。

 

  最近では徘徊する母は父が迎えに行って車には乗るものの「もう少しで爺さんの家に着くから」とあちらこちらに父に運転させ「もういいだろう」と母を納得させて家に戻るそうです。

 

  実家に戻っても母はリビングで落ち着くことは無く仏間や二階のどこかをふらふらして(そんな広い家では無いです)また「家に帰る」と徘徊を繰り返す日々に父は心底疲れてしまったようです。

 

  父から「次の診察の時に先生にも話してケアマネさんに施設を探してもらうけどいいよな」と私に同調を求めてきました。私も「それでいいんじゃない」と答えました。

 

  最近ではデイサービス(リハビリ)にも行きたがらず行っても途中ヘルパーさんから「手に負えない」と途中で帰って来てしまう母に父も私も完全にお手上げ状態になりました。

 

  「家に帰る」と出て行く母を止める私にひとしきり暴言を浴びせ出て行く母から見たら私は今では「敵」みたいでそのくせ妻や子供たちが母を迎えに行った際は「私に怒られるから内緒にしといて」と被害者ぶるらしく子供からも「あんまり婆ちゃんを怒らないで」とたしなめられる始末です。

 

  母の傍で誰よりも苦い思いをしてきた父の重い決断なので私は従い今後は夕飯のサポートと母の夜徘徊した時の捜査、そして一人暮らしをした事のない父に家事のノウハウを授けて行こうと思います。

 

  ちなみに夜の徘徊は今日で4日間ありませんが情状の余地はありません。多分昼間歩きすぎて疲れて眠りについてると思われますから…続けます