私が実家に夕飯を作りに行くようになって半年経ちました。

 

  最初の頃は食器が何処にあるかも分からず探して整頓するのですが朝と昼の食事は母が用意して適当にしまい込むのでまた探しての繰り返しでした。

 

  それでも年末に食器を断捨離したことによって以前に比べ探し出すのは容易になりました。

 

  今は実家に行くと先ず冷蔵庫のすべての中身を確認して冷蔵冷凍が適所に入っているかを確認してからメニューを考えるようにしています。

 

  実家の冷蔵庫はよくある一般的な物ですが母の物忘れが始まった頃に新しく買い替えたそうで前からあった冷蔵庫とは野菜室と冷凍庫が逆の位置になったそうです(母がよく野菜を凍らせる理由が分かりました)

 

  そして冷蔵庫の中身も半年前から随分変わってきました。

 

  母が認知症になった最初の頃はまだ母主導で食材を選んでいたと思われますが今は何を聞いても「私が買った訳じゃないから分からない」と母は答えます。

 

  父からは「前から美味いけど最近また美味くなった」と私の料理を褒めてもらってます。

 

  ただ私の料理の腕が上がった訳では無く、父主導で選ぶ食材は私の家でも滅多に出る事のない霜降り和牛が常にストックしてあるので実際は食材の品質が向上しているだけです。

 

  母が主婦を出来てる頃はちゃんと財布のひもはしまってましたが今はタガが外れてしまってますね。

 

  私は美味しく食べてもらえれば結構なのでこの件は不問に致します…続けます