今日実家に行った時の話です。

 

  いつも通り夕飯の支度を始めた私に父から「ほうれん草に和えてたあれは何なんだ?」と質問を受けました。昨日私はメインのほかにほうれん草のおひたしを作りました。

 

  「あれ」とは焼いた油揚げを粗くみじん切りにしたものです。

 

  美味しかったそうなので特に文句は無いですが、この和え方を教えてくれたのは母で私が子供の頃から食べてた味で勿論、父も美味いと食べてました。

 

  私が実家を出て30年経ちますが父が何も言わないことをいい事に母の手抜き料理はどこまでも進化していたようです。

 

  夕飯の支度も出来たので父に最近の母について話を聞きました。

 

  大体は穏やかに過ごしてるそうなのですが母の新しい妄想に「家の車を知らない若い男女が乗って行ってしまう」とゆう新しい物語が出て来たそうです。

 

  この物語は母が独りで留守番中に出てくるみたいで父が家に帰るまで何故か母は車のカギをずっと探すらしく父が帰宅後もカギのありかをずっと問い詰めれることが悩みらしいです。

 

  洗い物をしていた母にも聞こえたらしく「私はもう運転しないのになんで自分の家の車のカギを隠す?」と興奮気味に訴えてきました(運転する恐れがあるからです)

 

  これ以上の興奮させるのはまずいと思い私が「乗らないなら免許返納しよう」と話すと母は言いたい事もあったようですが大人しくなりました(返納はどうしてもしたくないそうです)

 

  「多分母は目を離したら運転するからカギは隠したままにしよう」と父と再度、意識合わせをして私は家に帰りました。

 

  母の免許証は母のカバンの中の財布の中に籠城してるのは分かってるのですが説得にはまだ難航しそうな模様です…続けます