土曜日、予定通りに実家にてキッチンの断捨離を遂行しました。

 

  長女は自動車学校で予定があったので不参加でしたが真ん中(息子)と末っ子(娘)そして妻も参加の4人での断捨離でした。

 

  手始めに食器棚から食器をすべて出す事から始めました。

 

            

                    (ほんの一部です)

 

  以前の投稿で報告した通り、そもそも私は実家で生活したことが無く母が認知症を発症した半年程前から様子を見がてら夕飯を作りに行くようになりそれまで実家のキッチンに入る事すらありませんでした。

 

  今回の断捨離はヘルパーさんが作ってくれる夕飯を「料理の量が多すぎる」と言う父の贅沢なわがままを私なりに紐解いたところ、元々大人4人で生活が始まった実家(私は含まれてません)で1人減り(嫁いだ姉)また一人減った(旅だった祖父)にも関わらず食器及び調理器具を見直すことなく過ごしてきたキッチンにメスを入れる決断に至り始めた事です。

 

  勿論、両親も納得の上での断捨離でしたが残念な事に私が危惧していた心配事は的中しました…「これはお客さんが来た時に使うコーヒーカップだから」と母、「これはまた使うかもしれない」と棚の奥から出してきた調理器具をもったいがる父。

 

  そして分かりました私の両親は「捨てられない民族」であることに…私は子供達にも「要るか?要らないか?の確認はもうしなくていい全部処分の方向で」と指示を出しおおよその作業は終了しました(ここまで不燃物の袋丁度10袋いっぱいです)

 

  そして昨日、妻と廃棄した大きな鍋たちの代わりに今後の老夫婦に合うサイズの鍋とキッチンのシーリングライトを買って実家に行きました(実家のキッチンは昭和の刑事ドラマで見たようなぶら下がってる蛍光灯でした…引っ越し当時から変えてないそうです)

 

  夕方だったので明るくなったキッチンで妻と新しい鍋で実家の夕飯を作ってたところ、父から「明日の夕飯何食べるか書いといて」との事(実家の冷蔵庫にはホワイトボードがあり無くなった物は私が書いておくシステムです)

 

  他人任せの父ですが母が発症するまで夕飯は「何でもいい」と答える人で、実際何を出しても文句も言わず「美味い」と言って食べてたそうです(母談)

 

  母の調子のいい現在、父のもっぱらの悩みはヘルパーさんの「何作りましょう?」に返事出来ない事らしいのですが贅沢な話です。

 

  ただメニューを書かないと次は私に「買い物行くから何買えばいいか書いといて」の流れになるんですよね…

 

  主婦の皆様のご苦労痛み入ります…続けます