今描いているシリーズのために
ちょっと練習をやってみました。
実は5時間ほど悩んでようやくできたものです。
人間を描くときに局部は描かない
というポリシーを密かに持ちつつやっているのですが
この構図ではかなり厳しいものがあります。
これを描き始めた時に
寝ている人や死んだ人を
まじまじと見つめるような経験を
あまりしたことがないことに気づきました。
ましてそれを照明や天井の目線から
眺めたことなど全く無いので。
真上から見たものを描くことと
完全に脱力している人間を想像することは
実は最も難しいのかもしれません。
しかし今日は涼しくて過ごしやすい1日でしたね。
みなさん3連休はいかがお過ごしでしたか。
僕はといえば
ここにちらっと書いたパーティーに参加して
ブッ飛んでゲロ吐きまくってました。
絵を5枚持って行って
全て人に貰っていただけたことは
本当によかったと思います。
大切にしていただけると幸いです。
そもそもアートをビジネスにしようという
クソ汚い考え方が僕は大嫌いなので
自分の作品は絶対に売らないと心に決めています。
たぶんアートが生まれてからこの瞬間まで
アートがビジネスになったことなんて一度もないでしょう。
みんがお金を出して買うのは
てめぇのアートの周辺に漂っている
利害関係だけでしょう。
みんな描きたくもない偉そうな貴族の肖像画を描いたり
クソガキにデッサンの技法やらなんやらを教えたりして
お金を稼いできたのだし、
素晴らしい絵は複製にされて
リビングのソファーの上とか客室の一番いい場所とか
ろくに見られもしない場所に飾られる。
今や握手券なんか付けて
必死でCD売って儲けてる(これについては論外)。
個展を開くためにお金を出すのは気が進まないけど
作品を見てもらって儲けようなんてもっと気が進まない。
アートというのは
人に血を分け与える目的でしか
存在しないものだと思うし
だからこそ人は作品自体を愛してくれると信じております。
そのことが少しだけ達成できてとてもよかったと思います。
というわけで最近はアートコンペに作品を出すことについて
ものすごく肯定的になっています。
ただ見てもらうだけなのに
あわよくば賞金がもらえてしまう。
この賞金というやつは
作品自身に対するものである可能性がかなり高い。
まあ出すだけでお金がかかるけど。
結局お金は必要ですからね、
欲しいよね。笑
だいぶ矛盾してきたので
このへんで墓穴掘るのやめておこうと思います。
グッドナイト。


