ちょっと真面目な日記を。


゛There is nothing in this world constant but inconstancy.゛ Jonathan Swift

「この世で変わらないのは、変わるということだけだ。」 ジョナサン・スウィフト




昨日の深夜、ケーブルテレビで見ていた映画を観て考えたことです。


その映画というのは、キアヌ・リーヴス主演のアクション映画「スピード」。

これまでも何度か見たことあったけど、寝れなかったからゴロゴロしながら鑑賞することに。

キアヌ演じる若いSWATのジャックが、エレベーター爆破事件を防いだことによってその犯人から恨みを買い、速度が時速50マイル(約80キロ)以下になると爆発する爆弾をしかけられたバスに乗った乗客を助け出す…というストーリー。アカデミー賞も取った大ヒット作だから、読者の皆さんも見たことがあるかもしれません。

最初はあーキアヌもサンドラ・ブロックも若いなあとか思いながら観ていたのだけれども、ふとバスに乗り込み、全ての乗客が映ったシーンでハッとした。

狭いバスの中が人種のるつぼと化していたから。

黒人系、アジア系、ヒスパニック系の老若男女。あとこれは確信が持てないのだけど、ネイティブアメリカンのような顔立ちの人もいた。

これはどういうことか。

ヒーローとヒロインが白人。

爆発に怯える、おどおどする、パニックになって他の人間と争いを起こす…こういった人たちは全て白人以外。

「勇敢で賢い白人が、他の弱い人種を助け出す」

というのがこの映画の隠れたテーマに見えてならなかった。



うーん…深読みしすぎだろうか。というか、よく知られてる話なのかな?


☆★


先週、僕はオバマ新大統領の就任演説をライブで見ていた。

オバマ氏のスピーチは分かりやすい単語を用いて、民衆に伝わりやすい事で有名だけど、今回の演説はかなり難しかった気がする。

聞く人を熱狂させ、感動させるものではなく、淡々と今後のアメリカ合衆国がなすべきことを述べた演説だった。その中で、彼が彼自身のルーツ、人種について触れた部分がある。

「60年前ならレストランに入ることを拒まれたかもしれない男の息子が今アメリカでもっとも神聖な宣誓台の前に立っている…」(訳は確かじゃないです)

スピードが公開されたのは15年前。ちょうどビル・クリントンが就任した頃。


この15年という年月の間に、どれほど世界は変わったのだろうか。

少なくとも、当時黒人の大統領が誕生するなんて想像する人はいなかったはず。


「人は生まれながらにして皆平等」なんて言葉が、綺麗ごとに聞こえなくなるような世の中が来るのかな。


では1曲。なんでか恒例になってるけど。

U2 ”In God's Country”



また明日!