少年はそれぞれに発育・発達の速度、興味・閑心、性格、家庭環境が違い、個人差があります。よく観察してそれぞれの長所を見つけることからコーチの仕事は始まります。そしで、小学生年代では、その「長所を伸ばす」ことを最大の目標にするべきです。

 

低学年では、「できること」をテーマとし、それをどんどんやらせることによってモチベーション(やる気)を高め、サッカーに主体的に取り組む意欲を引き出します。


 高学年でも、さらに「できること」をどんどんやらせます。と同時に、「できないこと」を自覚させることが大切になってきます。「できないことができるようになる」ことの楽しさを知らないと、意欲が低下してしまうからです。「できない」ことは悪いことではありません。ただ、それを「やろうとしない」のは、よくないということを、教える必要があります。


「長所を伸ばす」には、それをコーチが認めていることを、少年に伝えなければなりません。すなわち、ほめてあげることです。


 人間は、ほめられたことは忘れません。とくに少年期ではそうです。だからもういちどやろうとします。

 ほめられると自信につながり、それが内発的な動機づけを生みます。そして積極性、自主性、向上心につながっていくのです。つまり、長所をしっかりほめてあげることが、短所を克服しようという気持ちを引き出すのです。


http://www.ne.jp/asahi/date/osaka/tokiwa/think/think01-01.htm より