蝶の羽ばたきは平和のために | Diary of a Lover

Diary of a Lover

中村隆宏の手記

平和な世界の自由な社会で暮らしたい。この国は民主主義なんだよ。選挙権は持っている。でも、投票するだけで世界が平和になるなんて、素直にはイメージできない。だけど、バタフライ効果の可能性なら信じられる。平和にも、チャンスはある。

 

個人は微力だ。社会に対する影響力はない。でも、世界から平和が遠ざかり、自由が失われると感じたら「嫌だ」と言うことはできる。その言葉が、いつかどこかで誰かに伝播するかもしれない。バタフライ効果になって、平和を引き寄せるかもしれない。

 

世界のスーパーリッチは多額の寄付をする。ビル・ゲイツは、これまでに8兆円もの寄付をした。寄付には消極的だと言われるイーロン・マスクも、昨年は約6600億円の寄付をした。使い道はなんであれ、世の中に影響力を持てる金額だ。

 

フツウの人はリッチじゃない。寄付をするにしても、百円、千円、せいぜい数万円の金額だ。でも、世界の人口は80億人を超えたんだ。みんなで100円を持ち寄れば、8000億円だよ。バタフライ効果のきっかけになっても、不思議ではない金額だよね。

 

バタフライ効果

バタフライ効果(ばたふらいこうか)とは、微小な初期状態の変化が大きな結果を生む現象を指す言葉である。この概念は、カオス理論の一部であり、特に気象学の分野でよく用いられる。名前の由来は、蝶が羽ばたくことで遠くの地域で嵐を引き起こすという比喩から来ている。バタフライ効果は、予測不可能な結果を生む可能性を示しており、微小な変化が大きな影響を及ぼすことを理解する上で参考になる。現代では、この概念はビジネスや社会現象、科学技術など、多様な分野で引用されている。

※ 情報提供元(著作権者)Weblio