消費者金融会社が、個人事業主に対して事業資金を貸しつけることも


会社のためにお金がいる時は、消費者金融会社が、個人事業主に対して事業資金を貸しつけることがあります。申し込む時に書類を提出して審査を受け、審査の結果に応じた融資を受けられるという点では普段と同じです。

個人事業主としてビジネスを運営している期間が1年以上であることも必須条件としているケースも



消費者金融会社に対して、事業資金の融資を申し込むときに必要な書類としては、運転免許証などの本人確認書類、あるいは個人番号カードや健康保険証、パスポートなどが挙げられます。また、事業資金を融資する前提として、個人事業主としてビジネスを運営している期間が1年以上であることも必須条件としているケースもあります

直近1期分の確定申告書の写しも必要


さらに、事業資金の融資を申し込むときには、直近1期分の確定申告書の写しも必要となります。青色申告と白色申告のどちらでもいいので、1期ぶんの確定申告書を提出するという形式の消費者金融会社も存在します。

書類を一通り提出してもらい、その内容を吟味して信用面で問題なしと判断されれば、事業資金の融資を受けることができます。事業資金として融資を受けるためには、消費者金融会社の審査をクリアする必要があります。

金利は都市銀行や地方銀行よりも高い水準


気になる金利については、都市銀行や地方銀行よりも高い水準に設定されている場合がほとんどです。消費者金融会社からの融資の金利は高いので、設備投資資金としてでは無く、運転資金として融資を受けるときに適しています。また、連帯保証人をつける必要がない点は、消費者金融会社から融資を受けることの大きなメリットとなっています。事業資金として消費者金融会社から借りると、全額返済にかける期間は8年~9年内に留めることという条件づけがされていることがあります。