落ち着いたのでちょいと書く。
2011年3月11日、
東日本大震災発生。
このとき、
稲穂は春合宿初日。
揺れがあったのは練習中のことで、
すぐに切り替えて練習した。
何度か余震がきたけど、
いちいち気にするなとばかり考えてた。
練習をみっちりこなし、
宿に戻って、
ガス、水道、電気がすべてストップしていたけど、
まだ軽く見ていた。
地震の中サッカーやってたのを笑い話にしたりね。
けど少しずつコトの重大さがわかってからは、
みんなの知っての通り。
停電、津波の危険、避難、小学校で一夜を過ごす、
と被災者と同じような生活を。
幸い次の日宿に戻ることができ、
宿の人の好意もあり、
食住が整った中で生活できた。
そのうち電気も戻り、
宿の周りは被害も少ないため、
普通にのどかな田舎にいるように感じた。
すぐ隣の市は津波でダメになってるし、
東北は壊滅状態だけど、
情報があまり入らないから、
ごく普通の生活と錯覚してしまいそうだった。
だから合宿を続けれるんじゃね?
とか思ってたけど、
そんなコトできるはずもない。
親からすれば津波の危険のある地域だし、
交通機関が戻り次第すぐ東京に帰るべき。
こう判断するのにみんなでいろいろ話した。
判断するのに時間はかかったけど、
計画停電のことを考えると、
ベストのタイミングで帰ることができたと思う。
地震後そのまま練習を続行したことは、
危機管理の面では甘すぎた。
責任を取る立場の人間として、
あの判断は一歩間違えれば命取り。
情報がすぐには入らない状態だからこそ、
安全第一であるべきだったのかな。
東京に帰ってからは、
帰って次の日練習するかどうか、
リコタイと試合するかどうか、
など、
さまざまな情報が入り乱れる中、
対応した。
結果、安全第一でオフになった。
いろんな人から放射能を心配する声も聞いたし、
みんなで判断した結果の決断。
と、
ここまで千葉で被災してから、
衣食住に困ることのない東京に戻って来てからのことを書いたけど、
ここからはおれ自身の考えを。
正直、
東京にいる人間が無理におびえすぎていると思う。
被災地の人間は俺らの比にならないくらい不安で、
情報が入ってくるのも遅い。
衣食住もままならない。
計画停電があるとはいえ、
衣食住が整って、
普通に学校や会社に行き、
地震のニュースを十分に見ることができ、
それに対応することもできる。
何も不安がることはない。
なんでコンビニやスーパーで食料を買い占める必要があるのか?
なんで300キロ離れた原発の放射能におびえる必要があるのか?
どちらともその現場にいる人間に必要なことで、
十分な情報が入ってくる自分たちはやる必要がないことだと思う。
食料がほんとに足りないのは東北の人で、
放射能にほんとにおびえているのは原発の10-20キロ圏内の人。
ほんとに情報を欲しているのはそういった現地の人たち。
俺らは安全を保障されてる訳だし、
以前のように生活するのが一番なんじゃないのかな。
普通に起きて、学校・会社いって、サッカーやって、
もちろん節電やら身近に簡単にできることはやって、
援助やら何やらはその道のプロがいるんだから。
活力を失って行動しなくなったら終わりだし、
普段通り生活するのも復興の一つの形だと思う。
と、
今まで通り中日でバイトしてて思ったり。
ま、新聞社で働く人たちを含め、
マスコミ関係者は情報を伝えるプロのわけだから、
それに携わる俺も本気で仕事をしなくちゃいけないんだなと思った。
こーゆー事態だからこそ気付いたわけだけど、
プロってのはそれだけ責任のある立場なんだな。
一つ残念だったのが、
帰りのエレベーターで一緒だった社員さんたちの会話。
耳を傾けてみると、
急な静岡地震のニュースや、
東電の発表が遅れたことが原因で、
多くの面で降板時間を過ぎてしまったみたい。
新聞には降板時間があって、
その時間になると自動で新聞を刷り始める。
だからその時間を過ぎて記事の差し替えや訂正があると、
刷り始めた新聞は廃棄され、
新しく刷り始めるため
紙が非常に無駄になってしまう。
経営的にコストのことを考えれば、
非常に悪いことなのだが、
この状況下なのだから震災の新たなニュースも突然入ってくるし、
マスコミは情報を伝えるプロとしてそういった事態に対応するものだと思っていた。
だから社員たちが
「また降板過ぎたの?東電の発表が遅いからだよー。紙高いんだぞー。明日、東電に抗議に行くわー。」
と話しているのを聞いてがっかりした。
情報を伝えることが彼らの使命なのだから、
被災者のために利益など考えずに動いてほしかった。
フジテレビの地震放送で、
菅総理の緊急記者会見の映像に、
「また原発のことかよー。」
というスタッフの声が入ってしまったこともあったけど、
こーゆー非常事態こそプロの人々には頑張ってもらいたい。
なんかクッソ長く書いたけど、
深夜のわけわかんないテンションに身を任せた。笑
よーは、
俺ら安全だし、
一般ピーポーだし、
普通にサッカーしてぇ、
ってこと。
とりあえず明朝は走る!
汗をかこう。
ばい。