子どもの頃からずっと、
死ぬのが怖かった。
正確には、小学2年生の冬、
胸が締めつけられるような
呼吸困難になる発作で、
自宅で一瞬意識を失ってから。
学校を欠席し布団に寝ていた私の
異変に気づいた母親が、必死に
名前を連呼したらしいのですが、
最初の1回しか聞こえず、
暗い井戸の底に突然
猛スピードで滑り落ちていくように、
急激に天井が遠ざかり小さくなって消えるのが見えました。
あまりに展開が急すぎて、
「えっっ?これで終わりなの???」
実際には、ほんの一瞬だったらしいのですが。
母親によると、脈をとっていた手首が
みるみるうちに真っ青→紫色になっていき、
救急車を呼ぼうとしたら
意識が戻ったとのことでした。
◆
「確かにこれはおかしい」と
かかりつけ医が紹介状を書いてくれて、
何回も検査を受けた末に、大学病院で
心気性心疾患「不完全右心脚ブロック」
という診断が付きました。
本来なら高校生くらいで罹る
「成長を拒否する病」なので、
大人になれば治る、と説明されたのですが。
確かに成長とともに発作回数も減っていき、
社会人になってから出なくなりましたが。
それでも、普段は忘れていても、
「これで終わり」への怖れは
ついて回っていたようです。
自分の意思と関係なく
突然終わるのは嫌だ、と。
◆
昨日のブログを読み返していて、
「そうか、自分はずっと
こんなにも死ぬのが怖かったんだな」
と思い出しました。
そして今回、意外と
死ぬのが怖くなくなっていることにも
気がつきました。
それは、
「”お迎え”が来たら、亡くなった親友のHに
あっちでもう一度会える」
という楽しみを見出したから。
自分ができることをやり続けて、
”その時”が来たら、
「ああこれでやっと彼女に会えるんだなあ…」
と思いながら逝けるんだなあ、と。
いやもちろん、現実のその瞬間には
「やっぱり死にたくない!!」と
ジタバタ見苦しくあがく可能性は
高いかと思うのですが(^^;
それも含めて、笑い話で報告できるように。
まだまだ当分そっちには行けそうにないけど、
待っててね、H。
byしゅくらむ
「しゅくらむ」は、アラビア語で「ありがとう」を意味しています。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!!
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