やってくれました。ひーちゃん。一番あこがれていた学校で一番力を発揮できました。発表まで気が気ではなかったが、運命のときは共に分かち合いたい一心で、ひたすらオカンと茶店で茶をしばいた。約4時間、2人で7杯ほどコーヒーを飲み干しトーストを、ほおばり。時には小雨降る外の景色を、また、時には天井を仰ぎ、これから訪れる審判の時を、妄想しながら過ごした。本人は試験どころではないだろうな、2日目に結果を待ちながらの第二志望受験の危うさの意味を、身を持って体験しました。塾の先生は正しかったなと。勇ましく、挑戦すべきと言った素人の自分が単なる匹夫の勇であったと思い知った。とんでもなく寒い日で小雨降るなか、ひーちゃんを、迎えにグランドへ。思い思いの親たちが列をなして吸い込まれていく。あー、俺らもこの景色の一つなんだな。こんだけの思いがこの界隈を支えている。非難されることもあろうが子を思う親と胸に勉強の明かりが灯った子供達の二人三脚は、かけがえのない家族の時間であり、何物にも代えがたい素晴らしいものだなと、これまでを思いながら歩みを進めた。
開口一番、会場から出てきたひーちゃんに結果をみるかというと、校庭の外でみたいと!なんと、他者への配慮なのか、わきまえられる子になったのだなと感心した。
道すがら人が少ない通りへ入り、オカンとひーちゃんと私で結果を確認。
合格!努力が称えられ六年間を有意義に過ごすようにとのメッセージが。
感動して涙がこみ上げてきた。ひーちゃんは満面の笑みで「やったー!」とさけび、オカンは泣いていた。
本当に、本当に良かった。ただただ嬉しい事がおこった。
弛まぬ努力が結果として実った。
次の六年間、いよいよ夢に向かってギアをあげよう。
どんなふうに成長するか楽しみが増えた!
ひーちゃんおめでとう🎉