僕は小学校から中学校にあがるときに,中学受験をして中高一貫の学校に入りました。
中学受験をした理由は,有名大学への進学を見据えてとかではなく、地元の公立中学が荒れていたので,大人しい僕のことを親が心配して、環境のいい私立に入れてくれたというだけでした。
高校受験をしなくても,進学先は決まっているので,中学時代は全然勉強しませんでした。
漫然と授業を受けて部活をしてたら、あっという間に3年間が過ぎてしまいました。
そんな感じで中学3年間を過ごしたので,高校に入っても勉強をする習慣が身についておらず、中学のころと何にも変わらない生活を続けていました。
変わったことといえば、部活が野球からサッカーになったくらいです。
進学については、高校を卒業したら大学に行くんだろうなと,思っていたのですが,特に目標があるわけではなく,高校3年生のときの学力で行けるところを適当に受験すればいいかと思っていました。
今思うと、めちゃくちゃアホですが,当時は結構本気でそう思っていました。
あと書いてて思い出しましたが、当時は保育士さんになりたいとも思っていました。
漠然と「先生」になりたいという気持ちはあったのかもしれません。
高校3年生になって、進学について考える時期になったのですが、8月まで部活をしていたので,受験までは半年もないような状態でした。
そんなとき,指定校推薦という制度があるのを知って,「受験勉強しなくても大学に入れるなんて,素晴らしい制度だ」と思い,偏差値が50に届かないくらいの私立大学に指定校推薦で入ることにしました。
そのとき経済学部,人文学部,法学部を選ぶことが出来たのですが,他の学部は人気がありそうだったので,一番ねらい目の法学部を選びました。
このように僕は高校受験も大学受験もせずに大学生になりました。
ざっと振り返って思いますが、どんだけ受験から逃げるねんって感じですよね。
恥を忍んで、勉強とは無縁の学生生活について書きましたが、これを読んで「自分なんかが司法試験に挑戦してもいいのか?」と思っている人に、少しでも勇気をもって頂ければ嬉しいなと思っています。