最近YouTubeプレミアムにしました。
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ツイッターで弁護士の仕事が合わなかったという話を書きましたが、これは本当に僕個人の体質で、弁護士の仕事自体は魅力的だし、やりがいのあるものだと思います。
ただ、僕は本能的に「このまま弁護士を続けていると、体を壊してしまう」と感じたので転職をしました。
僕のことを送り出してくれた前職の事務所には感謝していますし、そんな僕を受け入れてくれたアガルートにも、感謝しています。
もともと僕は「法律」と「教育」の両方に興味があったので、法律×教育を仕事に出来ているのは、本当に幸せなことだと思っています。
好きなことは向上心を持って取り組むことが出来ますし、それがかけ合わさると、どんどんやる気が加速していく感じがします。
僕は「好きになること」が、一番自然にやる気を引き出せると思っているので、普段から少しでも、勉強の楽しさを伝えたいという気持ちで指導をしています。
好きなことって、わざわざ「覚えよう」とか意識しなくても自然と頭に入ってきますよね。
例えが適切かは分かりませんが、好きな漫画とかだと山ほどキャラクターが出てきても何故か覚えてしまう感じ。
究極的には法律もそんなノリで勉強してもらえたらなと思っています。
寒くなってきましたので、皆様、体調を崩さないように気を付けて下さいね。(そんなん言って自分が真っ先に風邪ひきそうですが。。)
おわり。
【最近の好きなもの×好きなもの】
ヒプノシスマイク×Creepy Nuts
バナナマン×東京03(ハンドメイドワークス)
オードリー×日向坂46
第1 知識を入れるために使用した書籍
①芦部信喜 「憲法」
②高橋和之 「立憲主義と日本国憲法」
③木下智史 「基本憲法」
④曽我部真裕他 「憲法論点教室」
⑤野坂泰司 「憲法基本判例を読み直す」
⑥大島義則 「憲法ガール」
第2 書き方を学ぶために使用した書籍
①小山剛 「憲法上の権利の作法」
②木村草太 「憲法の急所」
③木村草太 「司法試験論文過去問LIVE解説講義本」
第3 判例集
①長谷部恭男他 「憲法判例百選ⅠⅡ」
②赤坂正浩他 「プロセス演習憲法」
調べものをするときには他の本も読みましたが,主にはこんな感じです。
「憲法論点教室」のうち,「1 違憲審査基準論の意味」と「2 違憲審査基準の適用の仕方」は折に触れて読み返しますし,ロースクールで指導していたときには,お勧めとしてよく紹介していました。
また,当時は精読判例憲法がなかったので,上記リストで紹介していませんが,現在であれば,百選と精読判例憲法を使うと思います。
今回は憲法でしたが,他の科目についても書いてみたいと思います。
ちなみに,これを書いてたら,久しぶりに「少年アシベ」が見たくなりました。
僕は小学校から中学校にあがるときに,中学受験をして中高一貫の学校に入りました。
中学受験をした理由は,有名大学への進学を見据えてとかではなく、地元の公立中学が荒れていたので,大人しい僕のことを親が心配して、環境のいい私立に入れてくれたというだけでした。
高校受験をしなくても,進学先は決まっているので,中学時代は全然勉強しませんでした。
漫然と授業を受けて部活をしてたら、あっという間に3年間が過ぎてしまいました。
そんな感じで中学3年間を過ごしたので,高校に入っても勉強をする習慣が身についておらず、中学のころと何にも変わらない生活を続けていました。
変わったことといえば、部活が野球からサッカーになったくらいです。
進学については、高校を卒業したら大学に行くんだろうなと,思っていたのですが,特に目標があるわけではなく,高校3年生のときの学力で行けるところを適当に受験すればいいかと思っていました。
今思うと、めちゃくちゃアホですが,当時は結構本気でそう思っていました。
あと書いてて思い出しましたが、当時は保育士さんになりたいとも思っていました。
漠然と「先生」になりたいという気持ちはあったのかもしれません。
高校3年生になって、進学について考える時期になったのですが、8月まで部活をしていたので,受験までは半年もないような状態でした。
そんなとき,指定校推薦という制度があるのを知って,「受験勉強しなくても大学に入れるなんて,素晴らしい制度だ」と思い,偏差値が50に届かないくらいの私立大学に指定校推薦で入ることにしました。
そのとき経済学部,人文学部,法学部を選ぶことが出来たのですが,他の学部は人気がありそうだったので,一番ねらい目の法学部を選びました。
このように僕は高校受験も大学受験もせずに大学生になりました。
ざっと振り返って思いますが、どんだけ受験から逃げるねんって感じですよね。
恥を忍んで、勉強とは無縁の学生生活について書きましたが、これを読んで「自分なんかが司法試験に挑戦してもいいのか?」と思っている人に、少しでも勇気をもって頂ければ嬉しいなと思っています。
僕は基本的に「飽きない」人です。
ハマったら同じものばっかり食べるし、漫画とか本も好きなものは覚えるほど読みます。
テレビとかも、面白いと思ったら見終わった瞬間、録画を見直したりします。
家族には最速の再放送だと揶揄されますが、僕も漫然と見直しているわけではありません。
1回目で大筋はつかんでいるので、2回目は細かい仕掛けをチェックするために見るのです。
例えば、水曜日のダウンタウンは細かい仕掛けが多い事で有名だし、日向会いはよく見るとテロップが面白かったりします。
なので必ず2回以上見ます。
この「飽きずに何回も見る」という特性は司法試験の勉強と相性が良かったと思っています。
基本書も1回読んだくらいじゃ分からないということを前提に、1回目では大筋を掴んで、2回目以降は細かいところを意識しながら何度も読んでいました。
ここで大事なのは、「1回読んだくらいじゃ分からない」と割り切ることだと思います。
1回目で何もかも理解しようとすると、全然前に進まなくて次第に勉強自体が嫌になってきます。
それはすごくもったいない。
1回目は、多少分からないことを我慢して読むと、2回目以降は、分かる部分が増えてきてどんどん面白くなってくるし、読むのが苦痛じゃなくなります。
学習初期段階の人は、「こんな沢山のこと覚えたり、理解できる日がくるのか」と思うかもしれませんが、今やっているような勉強をこの先、何十周と繰り返すことになりますので、今の時点で理解出来ないことが多くても、立ち止まらずどんどん先に進んでほしいと思います。
ということで、司法試験の勉強はとにかく繰り返すことが大切だというお話でした。