ゴールデンウィークに入ってからたくさんのアクセスをいただいています。ありがとうございます😊
こんなブログですが、何かのお役に立てれば嬉しいです。
特に、塗装に関しての記事へのアクセスをたくさんいただいているみたいですね。
もしかしたらゴールデンウィークに入り、おうち時間を楽しむためにプラモデルを作り始めた方もいらっしゃるのかな?
塗装はプラモデルの大きな楽しみの一つであり、大きな難関の一つでもあります。
そこで、自己紹介を兼ねて僕の塗装の方法を紹介しておきます。
実は僕も1年ほど前、最初の緊急事態宣言のころからプラモデルを作り始めたという初心者です。
ですので、これから始めるよという方に初心者目線での参考になれば嬉しいです。
僕は1/72スケールの飛行機、特に第二次世界大戦中の飛行機を中心に製作していて、塗装は主に筆塗りです。
リビングやダイニングで製作しているので、塗料は匂いの少ない水性塗料を使っていて、タミヤアクリル塗料を中心に使っています。
プラモデルを作り始める前、塗装に自信がなかったこともあり、半年くらいネットで塗装方法についてリサーチしていました。
その時ネットで見つけた「水溶きアクリル」という技法を使うことが多いです。
この技法はブラスコウこと秋友克也さんが提唱されているもので、匂いも少なく非常に塗りやすい技法です。
初めて塗装するという方、同居の家族のいる方には特に良い技法なのではないかと思います。
詳しいことは是非、下のリンクにある秋友さんの本を手にとっていただきたいと思いますが
簡単に言うと、タミヤアクリル塗料を水を3割くらい混ぜて塗る技法です。
この、水を使うというのと、薄めに希釈するというのがポイントで、
感覚的に言うと、ちょっと薄いかな?サラサラかなというくらい、表面が弾いてしまうちょっと手前くらいの濃さで塗装すると良い感じに塗れてしまう、そんな技法です。
弱点としては、
・光沢塗料では少しツヤが落ちてしまう。
・塗装面が白っぽくなってしまうことがあり、それを回避するために最後にクリヤー塗装を行った方が良い。
と言う点がありますが、
大戦機や軍艦、戦車などつや消し色で塗ることが多いカテゴリーの方にはそれを補ってあまりあるメリットのある塗装方法と思っています。
水溶きアクリルはうすめ液で薄める場合に対して、塗料がさーっと流れる感覚で、割と均質な塗装面を作りやすいと感じています。
また、乾燥時間がほどよいので、塗っている間塗料が濃くなって塗りにくくなるということが少ないというのもメリット。
でありながら、プラモデルの表面では乾きが早いので作業はスムーズ、上に塗った塗料が、下の塗装を溶かすことも少ないので緊張感の少ない塗装型楽しめます。
記事の最初の方に載せたフォッケウルフFW-190は、この「水溶きアクリル」で塗装したものです。
これが、プラモデルを作り始めてから半年、5機目くらいの作品です。
下の作品も水溶きアクリルで塗装したものなのですが、ボテボテした筆ムラができることなく塗装することができました。
先に書いたように、本当に気楽に塗れますし、
昔少しだけプラモを作ったものの、作品の出来に満足できずやめてしまった僕でも、自分で満足できる作品が作れるので楽しいです😁
あと、僕は1日30分くらいしか作業できる時間がないことが多いのですが、塗装後の後片付けも楽なので助かってます。
10年、20年前にこの技法を知っておきたかったですね。
今、プラモデルを作ろうと考えていて、塗装で悩んでいる方がいたら
「水溶きアクリル」は一度試してみる価値はあると思います。
実際の塗装の詳細は、下記のブラスコウさんのリンクが参考になると思います。