カビの仲間である真菌類は、空気中にも胞子が浮遊しており、浴室や洗面所などの壁面、ソファーやベッドの表面、床やカーペットの上など、いたるところに存在しています。

屋外においても、土壌の中や草木にも付着しており、人や犬が普通に生活している環境下では、避ける事はできないと言われています。

しかし、カビの胞子が皮膚に付着しても、必ず皮膚病が発生する訳ではありません。

皮膚には、無数の細菌や真菌が存在しており、それぞれが均衡を保ちながらバランス良く存在しています。

そのため、一種類の真菌類だけが急に突出して増殖する事はありません。

しかし、病気やストレス、加齢やホルモンバランスの変化などから、皮膚の新陳代謝が変化したり、皮脂や分泌液の増加が起こると、特定の真菌類だけが過剰に繁殖しやすい環境になる場合があり、そのような際に皮膚に異常が生じる場合があります。

また、シャンプーのやりすぎ、アレルギーやアトピーなどの皮膚疾患、寄生虫感染などから、皮膚が傷付いていたり弱くなっていると、皮膚のバリア機能が低下して、このような真菌類が繁殖しやすくなる場合があります。