「最強のスネアでプレイしたい!」
そんなドラマーの望みを具現化すべく最強のピッコロスネアを目指し改造に着手

ウッドシェルの切断・エッジ切削ならば自分で完璧な精度で加工できるが、肉厚なメタルシェルの加工はさすがに手に負えず、高校時代の同級生が営む金属加工会社に作業を依頼。
旋盤を使ってシェルを切断。この旋盤では14インチのシェルを扱えないので、さらに大型の旋盤を持っている業者に外注したとのこと。
パール・フリーフローティングスネアのフレームに乗せて4インチの深さになる寸法でカットした3mm厚ソリッドブラスシェル。
完璧な精度の切断面。こればかりは大型工作機械の能力がなければ到底不可能。
元々ラグが取り付けられていた箇所に取り付け穴が空いたままだが、塞がずにあえて放置。その方がドライなキレの良いサウンドになるような気がするので。テンションロッドは3.5インチピッコロよりワンサイズ長い物に交換。ピッコロらしからぬ爆発的なパワーと浅胴ならではのスナッピーのレスポンスの良さは想像を遥かに超えたポテンシャル。たかだか0.5インチの違いだが、3.5インチと4インチではサウンドに決定的な違いがある。
切断したシェルの端材(ボトム側)。私見だが、スナッピーベッドの幅が広すぎる気がする。ここまで幅が広いとスネアのパワーやサスティーンに良からぬ影響が出るはず。
部屋の明かりを消してシェルの内側からライトを当てるとスナッピーベッドの形状が良く分かる。DWの工場では実際にこの方法でエッジとスナッピーベッドの仕上がりをシビアにチェックしていた。エッジの水平が出ているかどうかはこうすれば一発で分かる。いくらチューニングしてもピッチが揃わないドラムのエッジはあちこちから光が漏れまくる。





