発泡ポリウレタン素材で作られたシンバルワッシャーである。
シンバル本来の音色・パワーをスポイルせずに引き出すアイテム。
(optimizeとは 〈…を〉最高に活用する・できるだけ効率的に利用する という意味)
 
フェルトで作られた従来のシンバルワッシャーと比較すると
・全帯域で『ひと皮むけた』ような鮮明なサウンド…
 特にハイエンドの伸びが顕著である
・レガートのピング音の粒立ちが良く、カップのヌケの良さが際立つ
・特に繊細なプレイでこそ顕著な伸びの良いサスティーン
・耐久性向上も期待できる
 
イメージ 1
直径40mm、厚さ15mm 最も基本的なモデル
crash / ride / effect すべてのシンバルに対応
※厚さ8mm、12mmのラインナップもあり、重ねシンバル等のイレギュラーなセッティングにも対応可能
 
ヤマハのスタンドにセットした場合(左写真)、ウィングナットを締め切った状態で、シンバルが自由に揺れる程度の適度な遊びがある。あまり揺らしたくない場合、センターシャフトに被るプラスチック・チューブをカットすればよい(この製品の持ち味を生かすなら、あまりタイトなセッティングは推奨しない)
 
 
 
イメージ 2
新製品のride用
直径はレギュラーモデル同様40mmだが、素材自体の硬度・厚みが増している(非計測につき数値割愛) 
※硬め・厚めになった事でリハスタやライブハウスの常設機材として組みっぱなしでの使用にも耐える耐久性も狙っているとのこと
 
カップサウンドがより一層鋭さを増し、レガート時も余計な広がりが無く、アタックが際立つ(ミュートされて響きが落ち着いてしまう状態とは全く別次元)。よりメタリックなトーンニュアンスである。
 
 
 
イメージ 3上記二種とハイハット用がセットになったスターターパック
(上記二種は各1枚づつ)
 
これを基本に必要なサイズ・厚さのモデルを買い足すと便利。
 
ハイハット・クラッチ用は小口径のsplash、bell等のエフェクトシンバルにも有効。厚さ調整は下に適当な厚さのCYMPADをかますか、センターチューブを切ればよい。
 
 
 
 
直径50~90mmの"Moderator"もラインナップされている。
シンバルワッシャーの直径を増やす事で響きを調節するシンバルミュート。
こちらはまだチェックしていないが、自然な響きを生かしつつ音量を落とせるとの事。
 
※フロアタム・レッグの下にOptimizerをセットしたところ、
セパレートマウント付きのラックマウントタムに遜色ない音質・音量を得ることが出来た。