前回の記事で紹介した自作スネアのフープを換えてみた。

スティール・マイティー・フープ(2.3mm)
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ブラス・マイティー・フープ(2.3mm)

どちらももタマ製品で、マテリアルが違う以外は同一スペック。

ざっくり言ってしまうと、スティールの方がより「金属臭い」感じ。
アタックが際立ち、タイトでソリッドな印象。
トーン・ニュアンスもダークかつドライに感じる。
いい意味で「尖った」イメージ。

対するブラスは素材の柔らかさがそのままサウンドに反映される。
アタックは若干マイルドで、オープンでサスティーンが長い「広がる」音。
明るく派手な響きだが、金属臭さが抑えられるので、ウッドならではの「暖かみ」が前面に出てくる。
スティールの「鋭さ」に対して「太さ」が感じられた。

どちらにもそれぞれ良さがあるので、状況やその時の気分で使い分ける事になるだろう。
今回のツアーではエバンス・パワーセンターを使うつもりだが、他のヘッドも面白いものがあるはず。