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1928年製 オリジナル・ブラックビューティー 14"x4"

ヘヴィ・ブラスと呼ばれるシェルは、両端を内側に二度折り曲げ、シェルとの接触面を溶接する事によってエッジ部の断面が三角形になっている。ちょうどレインフォースメントのような格好である。現行品より鋭角に仕上げられたエッジによって、キレのいいシャープなアタックを生み出す。

表面にサビこそ浮いているものの、ビス一本に至るまで全てブラス製のパーツはオリジナルのまま。骨董品的価値もさることながら、何よりサウンドが素晴らしい。古臭さを全く感じさせない明るく開放的な鳴りは、どんな音楽にも難なくフィットする。

80歳の今もなお現役。