こんばんは、夜未です。
今日は毒親あるあるを
書いていきたいと思います。




私が実家を出て以降、年に4回ほど
母から宅配便が届きます。

ダンボールに詰められているものは、
その時々で違いますが
地元の食べ物などの詰め合わせが多いです。
貰った時にはお礼の電話をして
美味しくいただいていました。


嬉しいはずじゃないですか?
こういう贈り物って。
私の場合は、嬉しい気持ち半分
嫌な気持ち半分なんです。

それは、母に連絡して
お礼を言わなくてはならないからです。

お礼を言うのは当然のことなんです。
けれど母はお礼を言われるがために
送ってさえいる気がします。

それを確信した出来事があります。




ある日母は
「荷物を送りたい。」
と連絡がありました。

私は
「今回は要らないよ。」
と言いました。
家に貯蓄がたくさんあったんです。

その会話から1週間後、
母から宅配便が届きます。
一つ一つ小袋に入った高そうな蜜柑でした。
こういう高級そうな物を見つけた私、
センスいいでしょ?
との母の声が聞こえてきそうな物でした。

「え…要らないって言ったのに
なんで送って来たんだろう。」
と思いながら私は母にお礼の電話します。


今思えば、そんな気持ちで電話をするのは
控えるべきでした。

そんな気持ちで連絡をしたからかしれません。
母からは
「あんたには感謝の気持ちが足りない。」
と言ってきました。

それに対して
「感謝してるから連絡してるんだよ。」
と私が言っても

母は
「感謝の心が伝わらない。」
と言いました。

感謝は自発的に起こる感情です。
母に
「自分に感謝しろ。」
と言われて頑張ってみても
感謝の気持ちは全然湧いて来ませんでした。




このことから
母は感謝されるために
母自身の承認欲求を満たすために
私に宅配便を送っているんだな
ということが分かりました。



母が気持ちを込めて送ってくれているのに
それを素直に受け取れないことは
悲しいし、罪悪感はあります。

しかし、母が「私のため」にやってる
のだと思っている行動は
実は母が感謝されたいがための
「母自身のため」の行動なのです。

なので自分に感謝しろと言い出すし、
私も母と話すと消耗してしまうのでしょう。
私はこの件で
母と心理的に距離をおくことに決めました。




他の人から見れば
贈り物を送る母は
娘のために献身的に尽くすお母さんに
見えてしまいますよね。

でも実際は違う。
過干渉型の毒親育ちが理解されにくいのは
こういうカラクリがあります。




ちなみに、
私が「今回は要らない」って言ったことを
母は覚えていませんでした。
自分の都合の悪い記憶は改竄しています。
母の中で母は
「娘のために献身的に尽くすお母さん」
でなくてはならないのです。

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