私が勤めている(今は休職中だが)企業も
接客業なので
「お客様第一」
10年ほど前、アルバイトから社員になった。
そして異動し、社員として最初の店舗がT店。
10月1日付で配属。
そして半年がたつころS店への異動が決まった。
そこでMさんとAさんとの出会いが今の私を
作ってくれた。二人には今でも頭が上がらないほど尊敬している。
いろいろと教えて頂いた。
私の新入社員研修の時に掲げた目標は
「マルチな人間に、社員になる」。
人・物・金の管理がしっかりできる。(これもまだまだです)
業務的なこともすばやく迅速に処理する。(これもまだまだです)
あの人に聞いたらなんでもわかる。
あの人に聞いたら安心。笑顔も挨拶もいい。
厳しい時もあるがみんなに慕われる。
これはすべてお客様の為。それが自分の為になる。
あそこに行ったらなんでもわかるし楽しい店。また来たい。って
思ってもらえるような「お客様第一のお店」。
だけど私の立てたこの目標の意味が全く意味のないことだと
後々知ることになる。
至らないところがあった際、怒られもしたが、
「はい!もう終わり!よし飯食うべw」と切り替えがきちんとしていて
あとに残らない。だから「よし!頑張るぞ」と気持ちもリフレッシュ、そして
同じ過ちを二度としないように心掛けた。
二年ほどし、Iさんになった。
Iさんも同じでさっぱりしていて話も合った。
そしてまた二年後・・
Kになった。ここからが私の精神が狂い始めた。
いや、狂わされ始めた。
Kは私の6歳上。市内随一の進学校卒。頭もいい。
前評判もよく異動し、当店に来た。
一方私は普通の高校で俗にいう「悪い軍団」だった。
けれどいじめや悪口等は一切しなかった。
クラスみんな仲良かったし。
それはいいとして、あとあと判るが彼にしてみたら
「こんなバカと仕事なんて」と思ったのだろう。
実際に働いてみると、初日から細かい細かい。
何か一つするにしても理論的、数字と予測、過去のデータをもとに
指示されたり、怒られたり。
もちろんそれが会社にとったら「数字」につながるわけなので正論。
そこ「だけ」ならまだ理解はできた。
もちろん私の仕事が不十分だったり、確認不足だったり
私にも改善すべき点はあった。だから今度は気を付けないと
と、反省の毎日。これは社員として当然のこと。
が、彼は後を引くタイプ。段々と指導や指示などに舌打ちや
大きなため息をつくようになった。
そして機嫌が店内でも誰が見てもあからさまにわかるように
なってきた。何をするにも何か言われ、態度に出され、
私はそれでもお客様のためと頑張り続けたが、Kの態度は変わらず
段々と私の体にも異変が起こり始めた。
そこでターゲットになったのも私と夜のアルバイトさんのYさん。
Yさんは本当に一生懸命頑張ってくれる。男でも大変な力仕事も
頑張ってくれる。(腰痛めているのに・・頑張ってくれていた)
Yさんの行動すべてが気に入らなかったのか、
Yさんが何かをKに聞きに行くと舌打ちと馬鹿にしたような言い方。
疑いや暴言を吐いていたらしい。
そこに以前当社のアルバイトで働いていたIさんという女性が
子供も手を離れ、また働きたいと、当店に面接に。
とういうのもKとIさんは以前一緒に働いていたこともあり
そういう意味で採用になったと思う。現にIさんの態度は初日から
「私はKの知りあいなのよ 仲がいいのよ」的なオーラを出し、
そのようなことに関連してズバズバみんなに愚痴言ったりしていた。
が、ここからが壮絶なYさんへの
「いじめ」「罵倒」の始まり。
私への「疑い」「罵倒」の始まり。
Kは以前、私がシフトを作る際わからなかったとき、当時
優しく頭のいい人と思っていたので電話で聞いたら、
やはり詳しくシフトの作り方を教えてくれた。
「その店でコードがそれぞれ違うから」
「その表はこうしてやると出るよ」
彼はそういって教えてくれた。
ということは作り方をすべて知っている。
そして私はシフトが作れた。
話はもどるが、だんだんとKの本性が出てきて
店のみんなも気づいていて
「前評判と違うじゃん」
「なんか昔働いていたからか、Iさんにだけ優しくない?」
「Yさんにはひどいみたいだよ」
「Tちゃん(私)も大変でしょ?」
「前の店の人に聞いたらKの評判は良くないみたいだよ」
「Yさん、IさんとKに嫌がらせされている」
「Yさん、出社してからもトイレで吐いたり相当まいっているみたい」
「腹立つよね」
「お客様も言っていた。あの人なんか怖いって」
そんな折、Yさんが私に話しかけてきた。
「もうがまんできないから、ショック受けないで聞いてください。
実は私だけじゃないんですよ。Tさん(俺)のこともIさんと一緒になって
営業中に悪口言っていたんです。大笑いして・・」
俺「どんな事言っていたの?」
Yさん「防犯ビデオに声入っていると思うから
見て、聞いてみてください私から言いたくないんです・・」
さらに「夜のアルバイトさんたちみんなで話していたんですが、
どうも時給と支給額が合わないんです。」
私が調べて計算してみたらどうやら昼の時給で計算するとぴったり合う。
人件費を浮かせるためなのか知らないが、これは問題。
労働基準局に連絡を入れることも検討したが、私がまず信頼できる
元上司に相談するから、もうしわけないのだけれど、
アルバイトさんたちにちょっと待ってもらった。
そしたら
「Tちゃん(俺)に任せるから。その方が安心だし。ごめんね・・ありがとう」って言ってくれた。
まず、この時点で夜のアルバイトさん達3人のは
本人たちが教えてくれたので調べて判ったが
Kのお気に入りのIさんの支給額だけはわからなかった。
私は早速防犯カメラを確認。
そうするとIさんとKが私やYさんの悪口を営業時間中にレジ内で
話して大きな声で笑って馬鹿にしている様々なことが録画されていた。
※私はそれを証拠として今も動画持っている
ショックだった。
店の長ともあろうものがあんなこというなんて
私ならまだしもYさんあんなに頑張っているのに
そんなことも気づけないで馬鹿にして・・
言われてみたら私も
「そんなことも頭で計算できないの?普通できるしょ?」
等々言われたことも多々あり・・
要は馬鹿にされていた。
そこからじんましんを発症。
「コリン作動性蕁麻疹」という、市販薬や病院の薬もなかなか効かず、
手のひら、耳、顔、身体、足の裏、頭、気道、腸内など
全身に一日中出て、かゆみより針で刺される痛みが伴うじんましん。
ストレスを受けると肝臓がいち早く反応する。
アルブミン蛋白等を血中に放出、それが様々なアレルギー反応を引き起こす
体内にあるものや合成されるものはあるが
ヒスタミン、アセチルコリン、セロトニン、ロイコトリエン、カリクレイン、好酸球走化因子、
トロンボキサン、PG、HETE等が肥満細胞より放出されたり合成されたりする。
なのでわかりやすくいうとストレスを感じると・・例えば
嫌な人が来たり見たり、嫌いなものを見たり、
受け付けないものを食べたり、
トライボフォビア(ブツブツやハチの巣穴や蓮の種など
同じ形のものが複数並んでいるものに対する嫌な気持ち)
による蕁麻疹、身体がかゆくなる、嘔吐、下痢、吐き気等の症状がでる。
これは当たり前の現象なのです。
職場でも一日中私はコリン作動性じんましんで顔にも出たり耳にもでたりと
していました。Yさんも下痢、嘔吐などの症状で悩まされていた。
もちろんKはそんな私の状態も知っていても心配などするわけがない。
ある日、いつものように仕事をしていたら。呼吸が苦しくなり、膨疹もひどく
すぐ近くの病院へ。
緊急を要すると判断されすぐ処置室で寝かされ
ステロイドを静注。採血し血液検査。
そして血液検査の結果が30分ほどで出た。
まず、血中にあるストレスを感じると放出される成分が40倍もあった。
そしてストレスによる肝臓の機能低下。
そこから引き起こされた「コリン作動性蕁麻疹」でした。
気道内部にも出始めていたのでもう少し遅かったら
窒息死していたかもしれなかったと。
そして店へもどり、Aさんにすべてを話し、明日、Kに俺から悪口、Yさんへの罵倒、
時給の事もすべて話す事を伝えた。
A「あんた、本当にその行動して大丈夫かい?
覚悟はあるの?飛ばされたりなにかされるかもしれないよ?」
私「大丈夫です。こんなことをする上司と働くこと、それにより飛ばしたり何かされるような
会社ならおかしいでしょ。なので退職する覚悟で言います。アルバイトさんを守ってあげられるのも今の俺しかいないから。」
そして帰宅し、事の次第を尊敬するMさんに伝えた。
「大丈夫か?覚悟あるんだな。よし、何かあったらすぐ言え。俺動くから」と言ってくれた。
そして翌日Kを呼び出し、事務所ですべてを問いただした。
部下が上司にいう物腰ではすでになかった。
Kもとても焦っており、取り乱しを必死に抑えようとしていたが
私にはそんなの関係なかった。
そして彼はすべてを認め謝罪してきた。
が・・
アルバイトさんの時給の件は「コードがわからなくて・・」
みたいなことを言っていた。
いやいや、そんなわけないだろう。以前わたしに電話でその
「コード表」の出し方まで教えてくれた人が
「わからないから昼の時給で計算」
なんてするだろうか。あきれた。
すでに私の中で「店長」という存在が
誰であれ、もう信用できない立場になっていた。
ここから「店長」になりたくない。「店長」と話せない。
話したくないという心理が生まれた。
と、同時に従業員も信じられなくなり始めた。
彼は私に「アルバイトさん一人ひとりに謝った方がいいかな」と聞いてきた。
私は「そんなの自分で考えてください。私はあなたをすでに上司と思っていませんし。
ただ、店内では普通に接します。みんなもお客様も困惑しないように。」
そういってわたしは業務にもどった。
彼は翌日から夜のアルバイトさん一人一人に謝ったらしい。
が、アルバイトさんは誰一人許していない。そりゃそうだよな。
Iさんもみんなに謝った。
けれど誰一人二人を許していない。というよりも許す許さないの
問題じゃなく、大人として普通に付き合うが信頼関係は0。
そこからしばらくし、私に統合失調症、鬱の兆候が出始めた。
出勤してどのように仕事の優先順位を立てたらいいかわからなくなった。
なにからどうしたらいいかわからなくなってきた。
今までできたことができなくなってきた。
応援などでほかの店舗などに行くと動悸がする。
お客様、プライベートでも人と交わることが怖く感じた。
自分に自信が持てない、指示されたことが上手くできない。
これでいいのか、俺は必要な人間なのか・・・
趣味、好きだったことに対しての興味が薄れ始めた。
テレビを見なくなった 笑えない。 まだまだたくさんある。
そんな折店長がまた変わった。
その後、当時の担当マネージャー
(俺の状態や過去の出来事は知らない)に
連れ出され
「どうして出来ないんだ?品だしも下手だし、
今から○○店に連れて行くから
○○の売り場を見て学んだ方が早い」
と連れ出された先は後輩のお店。
・・・屈辱だった。これ以上ないほどの屈辱だった。
もう逃げ出したかった。
私だってどうして出来ないか当時はわからなかった。
それが統合失調症や鬱の前兆によるものだったなんて。
まさか俺が鬱?そんなことあるわけがない。
でも、病気や薬を学び、私は、うすうすわかっていた。
けれど上司にもマネージャーにも何も相談できなかった。
相談する以前にそういうことをされて
プライドをズタズタにされたのだから。
もちろんマネージャーだってそんなこと気づくわけないから
ただ「使えない、できない社員」としか思っていなかったのかもしれない。
でも店のみんなの前、お客様の前では
「物知りで面白くてアホなTちゃん」を演じていた。
このあたりから毎日がなんだか一つ一つちぎられていくようなそんな毎日だった。
痛みを感じない刃物で毎日少しづつ身体を削り取られていくような・・
認めたくなかった。でもこの時点でまだはっきりとした自覚もないので
疲れているのかな、俺使えないのかなくらいで。。。
そこから坂道を転げ落ちていくように私の人生は狂って行った。
この後の異動をした店で壮絶なパワハラが待ってることに
まだ気づいてもいないし。