最近ね～過去を振り返ることが多くなったね。
どうしたんだ？
今から逃げたいのかい？過去にすがりたいのかい？
今の俺が出来たのは多分、あの頃だろう・・・
当時、 怪奇現象やらＵＭＡやらＵＦＯやら騒がれていた頃に
神童と呼ばれていた・・・（笑）
俺は何でも出来た。 （井の中の蛙とも知らず・・・）
（調子のってたよ～～、粋がってたよ～～。波にのってたよ～。）
世間を揺るがせていたのが、人面犬 だったな～～
こっくりさん とか ネッシー とか ツチノコ も いたっけな～～
俺もこれにはかなり興味があって、
一（いち）小学生として友達と語りあったものだ。
やけに詳しいやつはどのクラスにもいるもので ムー とか読んで
熱弁してたよ～ （ ムー って知ってる？？今も売ってるよ。）
俺もそんな会話に交ざりつつも、
日本の裏政府の為に、動いていたのだ・・・いや！あれは国連の為だったか？
俺は俺なりに必死だったんだ！
未来に起こるであろう 世界大事件 ！
人間出現 史上最大危機 ！！ （みなも知っているであろう～）
あの有名な
ノストラダムスの大予言
１９９９年7の月にやってくる 恐怖の大王・・・ （世界が滅びるというのだ）
俺はこれに備えていたのだ。。
（恐怖の大王って！ 超あいまいじゃんよ、ノストラダムスよ・・）
だって俺だよ。
救世主は！
少なくとも俺は本で読んで思っていたのだ。
日出づる国 に 救世主 現る というではないか・・・
いろいろな説は飛び交っていたのだが、
これはきっと日本であろうことは俺も思っていた。
ちょうど、小学生くらいの年が当てはまっていたのだ
なら・・・
俺しかいないだろう～～～！！！
（ここからだ、俺の ちょ～勘違い 超ポジティブシンキング が出来たのは…多分）
俺は、ひたすら文献を読みあさった。
ノストラダムスについて ありとあらゆるものを・・・
いつ、お呼びがかかるか待っていたのだ。
俺､結構頑張ったよ～
勉強はしなくちゃいけない。
スポーツもできなくちゃいけない。
料理はできなくてもいいか～～。
忙しかったよ～～。
どんな大王が来るかいろいろな説はあったが、隕石説が多かったかな～
（アルマゲドンっぽい～～）
でも、俺は違うと思うよ。
救世主なんだ・・そんなのは日本人じゃなくてもいいだろ～～
もっと違うところに意味はあるはずだ。
もっと予言書を読まなくては・・・
大抵、解読されてる文献を読んでるのだから、
俺の行動は1歩や2歩遅れてるのではない。
なん１００歩も遅れているのだ。
（遅れすぎ！！ これが小学生の悲しき現実 ・・・）
でも、
俺には自信があった。 俺にしかできないことに・・・
漠然としか言えないが、
俺なんだよ。 きっと・・・・
それから 月日は流れ、お呼びがかからないうちに
俺はそんなことは忘れていった・・・
（そんなもんだよ、人間てのは）
（悲しきかな。 もうちょっと、現実見なきゃいけない時期ってくるんだよ。）
１９９９年。 ちょっとは期待してたが、何事もなく過ぎていった・・・
（俺の超ポジティブシンキングは変わることなく・・・）
俺じゃ無かったか・・・
（ま～誰でもないんだから・・・仕方ないよな、俺よ。）
でも、これからだよ。何かある時は俺が必要になるはずだよ。
俺はもう心の準備は出来てるから・・・
待ってるよ、俺は。