婚活ブームが広がり始めお見合いパーティーなるものがいろいろ開催されているらしいという話が婚活に興味のなかった筆者にも聞こえてきた頃の話。
ひょんなことから後輩がとあるお見合いパーティー関連の団体でアルバイトをしているという話を聞きました。友人にその話をすると即答で「行くべきだ!」と。
まだまだ恋愛結婚に夢見るお年頃だったので「いやいや、行くつもりはないです」とか言いながら、内心かなり迷いました。
数日後、同じ友人とまたその話になった時、映像を仕事にしてるんだったら話のタネとしてでも行ったらいいんじゃないか?なんだったら一緒に申し込もうか?と言われ、ようやく腹を決めました。
婚活ではない。仕事の肥やしとして行くのだ!
婚活という目的からすれば極めて不純な、でも自分にとっては極めて正当な理由を手に入れたと感じました。
それで実際友人とネットで申し込みました。
ところが数日間の迷いが裏目に出て、先着順で締め切りに達してしまいましたと主催者から連絡がありました。
残念な気持ち半分。
でも残りの半分はホッとしていました。
ところがところが。
パーティー開催の2日前ぐらいに再び主催者から連絡がありました。
1名キャンセルが出ました。ご友人か貴方かどちらか1名参加出来るのですかいかがですか?
うっ。マジか。
ちょっと相談してから連絡します。と言って少し時間を稼ぎました。
このまま友人には何も言わずにキャンセルするか、正直に相談するか本気で悩みました。
が、隠し通す自信もなかったので正直に相談することにしました。
友人の答えは「俺はいいから、行って来なよ」
予想通りではありました。
感謝しつつも、一度ダメだと言われてたのでテンションもガタ落ちで正直気が重い。
でも改めて話のネタにするために行くんだ!
とイビツな言い訳を自分の中で繰り返すうち、あっという間に当日。
緊張しながら会場へ向かいました。
いつも時間ギリギリに行動する筆者なのですが、
少し早めに最寄駅に着きました。
そのまま会場へ向かおうとしたのですが・・・
やはり早めに会場に入るといかにも婚活やる気満々!という印象になるような気がするし、つまりはガッツいてると思われるのではないか?などと考えながら会場の近くをグルグルグルグル散歩していました。
今振り返っても小心者で面倒臭い奴です。
結局時間ギリギリになって会場へ着きました。
すると廊下の受付に後輩がいました。
こういう場で普段のような言葉を交わしてはいけないと思い、
とりあえずアイコンタクト。
記帳して、会費を払って番号札とプロフィールカードを受け取り、会場の扉を開けました。
今までの人生では見たことのない光景が目の前に広がっていました。
つづく