いうまでもなく婚活は結婚活動の略だというのは読んで字のごとくで、誰もが「知っている」ことだと思います。
でも実際に婚活を始めてみようと思い立った時、
確かに婚活という言葉は知ってはいるけど、
実際何ををするのか?
実際何ををするのか?
どんなツールやシステム、サポート体制があるのか?
などは「知ってるつもり」でしかないなと思いました。
「知ってはいる」けど「解ってはいない」やみくもに婚活を始めても結果はでないだろうなと感じたので、
改めて「婚活」ってなんだろう?というところから始めてみることにしました。
初めてこの言葉が世に出たのは2007年11月の『AERA』の誌面で、社会学者の山田昌弘さんという方が就活に見立てて提唱された造語だそうです。
結婚活動=婚活とは具体的に何を指すかといえば、たぶん当初の定義では
結婚に向けての自分磨きということに比重があったように思われます。
もちろん結婚相手を探すことも含まれていたと思いますが、
今「婚活」と聞くと結婚相手を探すことだというイメージが9割以上じゃないかと思います。
筆者も同様です。
結婚したいけど相手がいない→そうだ、婚活しよう!
みたいな流れです。
婚活という言葉が出始めの頃、筆者はというと「へぇ」ぐらいにしか思ってませんでした。
もちろんその頃も、それより以前から結婚願望はありました。
昔から願望だけは強かったのです。
それでも「恋愛結婚至上主義!」みたいな空気が世代的にもありましたし、筆者もそう思っていました。
お見合いなんか死んでもするもんか!ぐらいに考えていました。
恋愛下手なくせにですね。
両親がお見合い結婚だったことも大きいかも知れません。
親への反発心をそのまま引きずっているような。
両親がお見合い結婚だったことも大きいかも知れません。
親への反発心をそのまま引きずっているような。
だからどういう形があるのかろくに知りもしないまま、恋愛結婚とは違うというイメージ1点のみで婚活には全く興味が湧きませんでした。
でも5年ほど前に一度婚活パーティーに行ったことがあります。
これは偶然が重なってという感じが強かったのですが、その時の話は後日改めて書こうと思います。
誰がどう頑張っても結婚は一人では出来ないものなので、筆者も当然お相手探しをしていきます。
同時に自分の今までを振り返り、婚活というもの自体を調べていくうちに、人生の先輩方から散々受けてきたアドバイス(結婚にまつわることに限らず)も思い出し、
婚活において最も基本的かつ重要なのは自分磨きであろう
と考えるようになりました。
結婚活動における自分磨きというと、イメージしやすいのは例えば料理教室とか着付け教室とか(具体例が昭和ですいません)男女による違いはあるでしょうが、いわゆる習い事をすること、セミナーなどに通ってコミュニケーション能力を高めるなどの自己啓発、お見合いとかデートの段になれば相手に好印象を与えようとちょっといい服なんかを着飾ってみたりという自己装飾・・・などなど。
平たく言ってしまえば、
それまでの自分に無いものや足りなかったものをプラスしていく方向で頑張る
ということだと思います。背伸びしてみようという。
それはそれで目標に近づいていく感触が得られれば自分自身も楽しくなるでしょうし、何も悪いことはないと思います。
仮にその時思い浮かべていたお相手といい形に結ばれなかったとしても、頑張ったことはなんらかの形で自分に返ってくるものであろうと信じます。
ですが筆者は婚活における自分磨きの本質は、全く逆だと考えています。
今自分を形作っている物や思いをどこまで捨てられるか?
ということじゃないでしょうか。
プラスではなく、マイナスしていく努力です。
単純な話「磨く」という行為で最も分かりやすいのはダイヤなどの原石でしょうか?
原石を磨いて宝石にするわけですよね。
無駄なものを落として行った時に現れる輝きとか美とか。
別に筆者は美しくなりたいわけじゃないので、あくまでたとえ話です。
普通に「物を磨く」と言えば汚れなどを取って綺麗にすることだなとイメージ出来るのに、「自分磨き」となるとなぜか敢えて色んなものをプラスして自己装飾をする方向にイメージしてしまうんだなと気付きました。イメージするばかりか、その方向に実際に力をいれてお金もかけて進んでいってしまうんだなと。
結婚をするということはそれまで他人だった人と一緒に生活をするということです。
どんなに趣味や考え方が似ていたとしても、育った家庭は違うわけですし、どんな家庭にもその家庭独自のルールや習慣があると思います。
一緒に生活するということは、外でデートするだけでは見えなかった部分、
それまで装飾されていたために隠されていた部分が現れて来るはずで。
自分を飾れば飾るほど、もしかしたらお相手は見つかりやすいのかも知れません。
でも自分を飾れば飾るほど、いざ生活空間を共有し始めた時、お相手にものすごい落差と失望感を与えてしまうのではないかと思うのです。
そう考える筆者とて現段階で捨てられるものはたくさんあるはずです。
でも困ったことにその多くは捨てたくないものです。
「物」もそうですし、たぶん「習慣」「プライド」「考え方」その他内面的なものまで。
不要なものに気付けるかどうか。
不要だと気付いたものを捨てられるかどうか。
もちろん全てを捨て去ることは出来ません。
でも実際にどなたかお相手が見つかって話が進んで行く前に、できるだけ捨てられるものは捨てておきたいなと思ってはいます。
自分の何かを捨てることで、相手の何かを受け入れる余裕が出てくるような気がするのです。
ハードディスクみたいですね。断捨離というやつです。
果たしてなにをどこまで捨てられるのか?というのが、筆者にとっての婚活の最重要課題だと思っています。